CGJ、福岡県中間市に自社窯業拠点を新設。新たな地域産業『なかま焼』始動、プロダクトのデザイン公募を開始

PR TIMES

弥生時代から続く土地の記憶を現代のものづくりへ。市民とともに、100年後まで続く産業と地域文化の創出を目指す。

株式会社Culture Generation Japan(所在地:東京都中央区、代表取締役:堀田 卓哉、以下CGJ)は、同社サービス「CRAFTAL」「旅皿」などの事業拡大を見据え、製造から検査、出荷までを一貫して担う自社窯業拠点を2026年4月、福岡県中間市に新設いたします。また、拠点新設に伴い、中間市民と協働し創出する新たな地域産業『なかま焼』のプロダクトデザイン公募を本日より開始いたします。
URL:http://nakamayaki.com/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-734c0f51028c3e527b784c3b235befac-1267x710.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

日本で衰退を辿る伝統工芸、一方で世界規模では急成長予測も

日本には国指定だけでも240種類、自治体指定まで含めれば数1,000種類の伝統工芸が存在しています。これは世界でも稀な “文化の多様性の宝庫” であり、日本の技術と美意識が世界的に高く評価されてきた理由でもあります。しかし、現在、生産量は最盛期(1983年)のわずか2割、生産額は 5,410億円から1,000億円 まで減少(*1)しており、この消失に伴い、つくり手が消え、地域の誇りも土地の文化も消え、地方が持つ固有の価値そのものが消失に向かっている現状があります。
その一方で世界に目を向ければ、ハンドクラフト市場は2022年から2028年にかけて 100兆円から172兆円(+9.1%成長) と急拡大が予測(*2)されており、日本では衰退をたどる伝統工芸ですが、視点や商流を変えれば今からもなお成長が可能な分野であり、世界規模では日本の文化が今後一層求められるのではないかと考えています。

*1)出典:(一財)伝統的工芸品産業振興協会資料
*2)出典:TechNavio「Global Handicrafts Market 2021-2025」

事業拡大に伴い、九州北部に自社窯業拠点を創出

CGJは、世界に誇れる日本文化の継承と創造を目指し、伝統工芸をはじめとした器のサブスクリプションサービス「CRAFTAL」や株式会社コメ兵ホールディングスと協業する伝統的工芸品の二次流通市場を形成する循環型サービス「旅皿」をはじめ、日本の伝統産業や職人技術を生かした事業をプロデュースしています。今後の伝統工芸市場の展開を背景に、更なる事業拡大を見据え、器類の製造、管理、検査、そして出荷までを担う自社窯業拠点を構え、製造業に参入いたします。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-1e9b98b80f657838cfefd781e75e2dff-452x257.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「CRAFTAL」ロゴ[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-0512afd07067170f15c693693bf3b7c5-1910x1164.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「旅皿」イメージ
海外へのアクセスの良さ、歴史的背景や資材、人材、原材料の入手が安易であることなどを前提条件に、全く新しい産地のモデルを作るため、あえて窯業のない九州北部を対象としていました。また、土地の文化をプロダクトに落とし込んだ工芸という産業に関わりたい人々がいる地域で新しい産業を作り文化醸成に寄与する、そんなモデルを描いている中、福岡県中間市と出会い、同市内の株式会社フロム工業の一角を貸し受ける形で拠点を新設することとなりました。

産業の空洞化と生産年齢人口減が進むまちに残る、弥生時代からの「土」の記憶

なぜ今、中間市で窯業なのか。それは、このまちの記憶に「土」の産業が深く刻まれていることにあります。肥沃な遠賀平野に位置し、古代より稲作の適地として栄えてきた中間市。弥生時代には、日本の農耕文化の指標となった「遠賀川式土器」が生まれ、やがて稲作文化の広がりとともにその文化が全国へ伝播しました。いわば、中間市は日本におけるものづくりと流通の原点の一つとも言える場所です。その後も明治から昭和にかけては、炭鉱を支える瓦やレンガへと姿を変え、日本の近代化を支えるなど、常に「土」を資源として産業を興してきました。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-94175060df9cbbee90497444e5edb42d-3456x2304.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]中間瓦
しかし現在は以前のようにまちを牽引する独自の基幹産業は失われ、人口は3万8,524人(2026年2月末時点 3)に減少、高齢化率は38.2%(2024年9月時点 4)に達し、全国平均を大きく上回るペースで高齢化が進行しています。また、それに伴い、地域の経済を支える生産年齢人口(15~64歳)も、1985年のピーク時の約3万4千人から現在約2万2千人にまで減少(約34%減)し、大きな人口減少と若者の流出、独自の産業と働く場所の喪失という課題に直面しています。(*5)

*3)出典:中間市役所 人口・世帯数などの統計情報
*4)出典:中間市統計書 統計なかま 令和6年版
*5)出典:中間市役所 第2期中間市まち・ひと・しごと創生総合戦略

「土」の記憶を呼び覚ます。”令和式土器”『なかま焼』という新産業

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-cbf120464ab2ae2b778c3c6efd62f035-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]中間市内の蓮花寺陶芸所
その一方で、ものづくりの文化は知らぬ間に生活文化として人々の暮らしに馴染み、今でも中間市には焼き物を焼く窯が3施設に設置され、市民が日常で作陶を行う風土も残っています。また、かつて海域であった中間市は粘土質な土が採れることも特長でもあり、焼き物を創る場所として土地の性質的にも適している場所でした。

これらを背景に、この度の自社窯業拠点の新設に伴い、弥生時代から続く「土」の記憶を呼び覚まし、途絶えてしまった弥生式土器の思想と現代の感性を用いて再構築した ”令和式土器”『なかま焼』という新たな文化と産業の創出を目指します。

自社窯業拠点概要名称:HUB LAB-NAKAMA(ハブラボ ナカマ)
所在地:福岡県中間市大字垣生字仁八田1304-5
    (株式会社フロム工業内)
面積:130平米 



[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-48a682b942f959c91880f28ac1f968b2-1402x992.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社フロム工業 外観

100年先も続くブランドに。中間市民と協働し推進する「なかま焼プロジェクト」

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-abd6dc54f814c30bc179e8ad520f21ec-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]なかま焼プロジェクト実行委員会メンバーとCGJチーム
新しい文化と産業は、まちに住む市民が共に創ってこそ育まれていくものであるとの考えから、本事業に賛同いただいた中間市の協力を得て、11の市民団体で構成されるなかま焼プロジェクト実行委員会と協働し、本事業であるCGJの自社窯業拠点の創出を含め、『なかま焼』を創る「なかま焼プロジェクト」として推進して参ります。

▼なかま焼プロジェクト実行委員会メンバー
希望が丘高等学校|なカッパ会 |特定非営利活動法人 中間市観光まちづくり協議会|中間市子どもサミット|中間市地域活性化協議会|中間商工会議所青年部 |中間市老人クラブ連合会|中間ライオンズクラブ|一般社団法人ひびき⻘年会議所|福岡県立中間高等学校(有志)|婦人会 *五十音順

『なかま焼』は、単なる新産業の創出に留まらず、中間市に眠る“土の記憶”を市民とともに掘り起こし、このまちの誇りとして次世代へ手渡していく地域文化プロジェクトです。
かつて「遠賀川式土器」がこの地から全国へ文化を伝播させたように、令和のいま、子どもから大人までが関わりながら、自分たちのまちの歴史や風土をかたちにしていきます。失われつつある地域の働く場と産業を再構築し、再びこの地の「土」から新たな産業と文化を全国へ発信することで、中間市の新たな魅力と産業・経済・交流の循環を生み出し、100年先にまで市民の想いが響き続ける文化の創出に寄与いたします。

子どもから大人まで誰もが応募可能『なかま焼』デザイン公募がスタート

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-d0bf7b0820b8e5699f3a148738042b60-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今回、新しい文化と産業を多くの人々と共に創っていくために、参加型のものづくりを推進し、これから新たに創っていく『なかま焼』のプロダクトデザインを本日より公募開始いたします。子どもから大人まで年齢性別居住地を問わず、誰もが参加できる公募となり、2026年5月15日(金)に申込締切となります。審査を通じて選ばれたデザインは『なかま焼』初の焼き物となり、中間市の新しい象徴として発信・流通させていただきます。

▼『なかま焼』デザイン公募 概要
URL:http://nakamayaki.com/
スケジュール:
・公募期間:2026年3月31日(火) - 5月15日(金)23:59
・審査結果公示:2026年6月初旬
・商品発表:2026年8月

会社概要企業名:株式会社Culture Generation Japan
所在地:東京都中央区日本橋横山町5-18 TOI BLDG.
代表者:代表取締役 堀田 卓哉
http://culgene.jp/


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45902/42/45902-42-2fb3bb47fae30b9cb9f690fa1b4f84e5-804x318.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

本プロジェクトに関するお問合せ先
株式会社Culture Generation Japan
電話番号:03-5614-0111 / メール:info@cg-japan.net

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記事提供元:タビリス