【JACOB&CO. STORIES】Vol.15:JACOB&CO. for BUGATTI ―― 世界一同士が惹かれ合う理由とは――。

PR TIMES

革新と芸術性を体現してきたジェイコブ&コーの歩みを、シリーズ形式でご紹介する「JACOB&CO. STORIES」。第15回では、高級車と高級時計の頂点が結ぶパートナーシップの真髄に迫ります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-0ffd2f560fba7a4293eeede36177bc14-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
JACOB&CO. for BUGATTI―― “不可能”を共に超える哲学
ハイパーカーとラグジュアリーウォッチ。
一見交わらないように思える二つの世界には、共通する精神がある――
美と技術を極限まで高め、誰も到達したことのない領域へ挑むこと。
ブガッティとジェイコブ&コーは、それぞれの分野で頂点を極めてきたブランドです。スピードを究極まで追求する中で“美”を完成させたのがブガッティ。時間の中に“躍動する機構美”を追求し続けてきたのがジェイコブ&コー。
そういった意味で、この二つのブランドが出会うのは、必然だったのかもしれません――。

ブガッティとジェイコブ&コーとのパートナーシップは、2019年のバーゼルワールドにおいて正式に発表されました。ブガッティ社長ステファン・ヴィンケルマンとジェイコブ&コーの創業者ジェイコブ・アラボが会場でともに登壇し、両ブランドが“技術とデザインの限界に挑む”という共通の姿勢を持つことを明言。この提携は、ハイパーカー分野で頂点に立つブガッティと、ラグジュアリーウォッチ分野で頂点に立つジェイコブ&コーが、コラボレーションウォッチを継続的に開発していくためのものとして位置づけられ、実際に初期のコレクションとして「ツインターボ フューリアス ブガッティ エディション」が同時に披露されています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-c66946e2f5539e52eb58da67c444123b-3900x3883.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ツインターボ フューリアス ブガッティ エディション(2019年)[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-d1a15c07f0e4b3822e1fb8678d35796d-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]デジマルミニッツリピーターをはじめ、ツイン3軸フライングトゥールビヨン、モノプッシャークロノグラフ、パワーリザーブといった複雑機構が惜しみもなく詰め込まれている
互いの領域を超えて共鳴したその瞬間、世界最高峰同士のコラボレーションが静かに動き始めました。
“美と速度”“情熱と精密さ”。そのすべてを共に高め合うプロジェクト
――それが JACOB&CO. for BUGATTI です。

革新の象徴 ―― ブガッティ シロン トゥールビヨン
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-867ec4fe52e611231e0092172d0281cb-2159x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ブガッティ シロントゥールビヨン(2020年)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-5f2074d2d1194848a2a33e37e3b1f828-1032x1288.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]W16エンジンを模したオートマトンが最大の特徴
そして2020年、両者の哲学が初めて形となります。それが、世界を驚かせた「ブガッティ シロン トゥールビヨン」です。その名は、ブガッティの象徴的スーパーカー「シロン」に由来します。
このモデルの開発テーマは明確でした。
――“エンジンの鼓動を腕元で再現する”――

ケース内部には、ピストンが上下し、クランクシャフトが回転するミニチュアのW16エンジンのオートマトン(からくり機構)を搭載。ボタンを押すと、まるで本物のシロンが始動するかのようにムーブメントが動き出します。この驚異的な構造を支えるのは、578個ものパーツから成る手巻きムーブメント「JCAM37」。素材の削り出し、回転軸の精度、駆動トルクのバランス――すべてが、1/100ミリ単位の世界で調整されています。

そして何より、この時計は“音”を持つ。エンジンが始動するときに微かに響く金属の共鳴音は、まるでシロンのエキゾーストノートのよう。機械の鼓動を芸術へと昇華させたこの一本は、ジェイコブ&コーの名を再び世界の中心へと押し上げました。

「ブガッティ シロン トゥールビヨン」は単なるコラボレーションモデルではなく、「ハイパーカー”ブガッティ シロン”の鼓動を腕もとに宿す芸術術作品」なのです。
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進化の頂 ―― ブガッティ トゥールビヨン(2024)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-4933fc6218cc259634f9c919c93d319c-1080x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ブガッティ トゥールビヨン(2025年)[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-d116cf095104b93f0cffd69069f45b40-2160x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ハイパーカーのインストルメントパネルと、ラグジュアリーウォッチのダイヤルと共通のデザインコードを持つ
そして2024年、両ブランドの関係は次なるステージへと到達します。
――その立役者こそ「ブガッティ トゥールビヨン」
シロンの後継として登場したブガッティの新型ハイパーカー“トゥールビヨン”と同時に発表されたこの時計は、まさに「時の中のブガッティ」と呼ぶにふさわしい存在です。ハイパーカーとラグジュアリーウォッチにおいて「開発段階からコンセプトを共有する」という他に類を見ないコンセプトをその身に宿します。

新開発のキャリバーは、従来モデルを凌駕する立体的構造を採用。W16からV16となったことでよりダイナミックなビジュアルへと変貌を遂げました。ケースデザインも刷新され、ブガッティのホースシューグリルを思わせる曲線が印象的に描かれ、側面には空力を意識した開口部が施されるなど、まさにスーパーカーのフォルムを腕元に凝縮した仕上がり。

内部で可動するメカニズムの動きは、走行中のブガッティのエンジンそのもの。この時計において「時を刻む」という概念は、もはや速度と美を可視化する“演出”に近い。

ジェイコブ&コーは「時計とは、感情を動かすものである。単に時刻を示すだけの存在ではない」という理念を掲げています。
そしてこの思想は、創業者ジェイコブ・アラボが長年にわたり追求してきた創作哲学として、メゾンの中枢に深く根づいています。
この哲学が、ブガッティ トゥールビヨンにおいて最も純粋な形で結実しました。
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受け継がれる系譜 ―― ジャン ブガッティ
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-de0df41e8063c4e52ce921c0a38382f6-1765x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ジャン ブガッティ(2022年)[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-06d4d5af30bd60283b4b2585ac851653-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]その名の通りジャン・ブガッティへのオマージュとして製作された
このパートナーシップは、ブガッティの“現在”だけでなく“歴史”にも目を向けています。2022年に発表された「ジャン ブガッティ」は、創業者エットーレ・ブガッティの長男であり、1930年代に優美で空力的な名車を生み出したジャン・ブガッティへのオマージュとして制作されたモデルです。
このモデルは、時計下部に2つのフライングトゥールビヨンを配置し、時針・分針はペリフェラルタイムディスプレイを採用。ダイヤルの外周に配されたレッドマーカーにより時間を見ることができる造りになっています。さらに極めて高度なバイレトログラード式クロノグラフも組み込まれ、ジェイコブ&コーでも最も複雑なウォッチのひとつとされています。ダイヤルの意匠やカラーは、当時のブガッティ車のグリルやデュオトーンのボディからインスピレーションを得ており、“自動車の美学を時計で継承する”という、両ブランドが共有するテーマを明確に示す作品となっています。
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究極のパートナーシップ――世界一が惹かれ合う理由
ジェイコブ&コーとブガッティ。
この二つのブランドが歩む道は、常に“限界のその先”を目指してきました。
両者を結ぶのは、単なる技術提携でも、デザイン上の共作でもありません。
それは、「不可能を、可能にしてみせる」という創造者の誇りです。

スピードを極めた者と、時間を極めた者。
彼らが共に生み出すのは、もはや時計でもクルマでもなく、
“人類の想像力そのもの”といえるかもしれません。

世界一同士が惹かれ合う理由――
それは、どちらもまだ誰も見たことのない「未来の形」を、すでに見据えているからです。

*Next Chapter*
【JACOB&CO. STORIES】Vol.16:ゴッドファーザーウォッチ――イタリアの首領が纏う“時の美学”とは


*Archive*
【JACOB&CO. STORIES】Vol.1:ブランドの原点──ジェイコブ・アラボ、ブランド誕生の物語

【JACOB&CO. STORIES】Vol.2:“ジュエラーの反逆”──スイスに拒まれた男が作った革命のタイムピース

【JACOB&CO. STORIES】Vol.3:新章開幕──ファイブタイムゾーンから“機械芸術”へ、Jacob & Co.革命の瞬間

【JACOB&CO. STORIES】Vol.4:ブランドの現在地──時計を超えて芸術へ、Jacob & Co.が描く革新の形

【JACOB&CO. STORIES】Vol.5:“唯一無二”の共鳴──時計の概念を超えて広がるJacob & Co.の世界観

【JACOB&CO. STORIES】Vol.6:世界のセレブが夢中になるジェイコブ&コーの真価──“本物”の証は腕元に宿る

【JACOB&CO. STORIES】Vol.7:JACOB&CO.のラグジュアリー革命──時計を超えた究極のライフスタイルとは

【JACOB&CO. STORIES】Vol.8:Epic Xの革新譚──ラグジュアリーの再定義、“X”が導く革新

【JACOB&CO. STORIES】Vol.9:“X”が象る魂と構造──スケルトン、ブリッジ、CR7が紡ぐエピックXの真髄

【JACOB&CO. STORIES】Vol.10:“X”が切り拓く美と革新──拡張し続けるエピックXの表現領域が導く、ラグジュアリーの新たな地平

【JACOB&CO. STORIES】Vol.11:アストロノミアという革命児──宇宙を凝縮した“心を奪う回転機構”。その先に待つものは──。

【JACOB&CO. STORIES】Vol.12:アストロノミアの深化──10分から1分、三次元から四次元へ。その先に広がるものは──。

【JACOB&CO. STORIES】Vol.13:広がる宇宙空間──アストロノミアが出会う、技術と芸術の未踏領域とは何か──。

【JACOB&CO. STORIES】Vol.14:The World Is Yours ―― “世界はあなたのもの”に込められた想いとは――。




【The Latest|新たな一歩】
ジェイコブ&コーは、絶えず進化を続けています。
ここでは、ジェイコブ&コーの最新の動きをお届けします。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-012a892e88d4e72d46b2f659b6092a38-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]JACOB&CO.トランクショー20252025年11月9日(日)から11日(火)までの3日間にわたり開催された「JACOB&CO. トランクショー 2025」は、皆さまからの温かいご支持のもと、盛況のうちに幕を閉じました。
会期中はすべての予約席が埋まり、日常ではなかなか出会うことのできない希少なタイムピースを間近でご覧いただき、驚きと喜びの声が絶えない特別な3日間となりました。
ジェイコブ&コーを日頃よりご愛顧くださる大切なお客様をはじめ、ご来場いただいたプレス各社の皆さま、お取引各社の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。



◆JACOB&CO. STORIES
2022年4月、JACOB&CO. JAPAN(代表取締役 福田魁)が設立されました。
今年、ジャパン設立から3年目という節目を迎えるにあたり、改めてブランドの軌跡を深く掘り下げ、その本質に迫る連載企画「JACOB&CO. STORIES」を始動します。
本企画では、ブランドの創業から現在に至るまでの歴史、世界的なパートナーシップ、そして珠玉の現行コレクションを、全24回にわたってご紹介予定。
なお、本連載は毎月第2・第4月曜日に公開を予定しております。
ジェイコブ&コーの軌跡を、定期的にお届けしてまいります。

*連載構成*
Vol.1~Vol.4:『ブランドヒストリー』 創業から成長まで、ジェイコブ&コーの原点に迫る。
Vol.5~Vol.7:『パートナーシップ』 各界とのグローバルなパートナーシップを紹介。
Vol.8~Vol.24:『現行コレクション』 革新と美学が息づく現行ラインナップの魅力を紐解く。




【ジェイコブ&コーについて】
1986年に設立。当初は高級ジュエリーを取り扱い、宝飾業界で高い地位を確立し、2002年に時計業界へ本格的に参入しました。世界中のセレブリティを中心に一世を風靡したファイブタイムゾーンウォッチから始まり、これまで不可能と言われてきた複雑機構「アストロノミア」、「ツインターボ」、「ブガッティ シロン」などの開発に成功し、時計業界に技術革新を起こし続けています。現在、ジェイコブは超高級車メーカー「ブガッティ」やサッカー界のスター選手「クリスティアーノ・ロナウド」などとパートナーシップ契約を結び、「不可能を可能に」というコンセプトのもと革新的な作品を生み出し続けています。スイス最高峰の時計製造技術と宝飾業界で培った高い芸術性とノウハウを兼ね備え、時計業界の最先端を行くブランドとして、世界中で多くのファンを魅了し続けています。
日本公式HP
日本公式Instagram



[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109291/44/109291-44-b4cabae5eb448dd34e0e632d6af026af-3495x2330.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▼ジェイコブ&コー銀座ブティック
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-9丸喜ビル1階
営業時間:平日12:00~20:00 土日祝11:00~20:00
Email:info@jacobandco.jp
Tel:03-6281-4777




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記事提供元:タビリス