新規事業提案制度の初年度設計を整理した「社内ビジコン設計ガイド」を公開
2026/7/27 10:28 PR TIMES

大企業向けの新規事業支援を行う株式会社フィラメント(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:角 勝、以下フィラメント)は、これから新規事業提案制度(以下、社内ビジコン)を始める企業に向けた実務ガイド「社内ビジコン設計ガイド」を公開しました。本ガイドは、2026年6月に開催した「ビジコンAWARDS 2026」の実態調査(参加71社・158名/分析対象40社)と、先行企業の取り組みをもとに、社内ビジコンの初年度設計で考えるべきポイントを整理したものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-da9c76f92499fe9c67bdca892823aebb-597x838.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]社内ビジコンは、単なるアイデア募集や表彰イベントではなく、社員の問題意識や顧客接点、自社の技術・アセットを起点に、新たな事業機会を探索する仕組みです。一方で、初年度は目的設定、募集テーマ、応募者支援、審査、KPIなど、開始前に整理すべき論点が多岐にわたります。本ガイドでは、初年度に「決めること」「仮置きでよいこと」「審査前に握ること」「終了後に見直すこと」を分け、社内ビジコンを無理なく立ち上げるための考え方をまとめています。
社内ビジコン設計ガイド:
https://thefilament.jp/publications/guide2026.pdf
□公開の背景:社内ビジコンは、始め方よりも「設計の考え方」が問われている
多くの企業で、新規事業提案制度や社内ビジコンは、社員発のアイデアを集める仕組みとして導入されています。しかし、制度として継続的に機能させるためには、単に応募を募るだけではなく、何を目的にするのか、どのようなテーマを求めるのか、応募者をどう支援するのか、審査後にどのような受け皿を用意するのかを、初年度から一定程度整理しておく必要があります。特に大企業では、既存事業との距離、事業部の関与、経営層の期待、社員の参加動機、評価制度との関係など、社内ビジコンの成否に影響する要素が複雑に絡み合います。そのため、他社の成功事例をそのまま取り入れるだけでは、自社に合った制度にならないケースもあります。
フィラメントは、これまで大企業の新規事業創出や人材育成、社内ビジコンの設計・運営支援に携わってきました。また、2026年6月には、社内ビジコンの運営事務局に焦点を当てた「BIZCON AWARDS 2026」を開催し、企業内ビジコン事務局の実態や課題を調査しました。今回公開する「社内ビジコン設計ガイド」は、こうした調査結果と実務知見をもとに、これから社内ビジコンを始める企業が、初年度に何を決め、何を仮置きし、どこで関係者と合意しておくべきかを整理したものです。
□社内ビジコンに、共通の正解はない
BIZCON AWARDS 2026の実態調査では、社内ビジコンの目的、対象範囲、求める提案テーマ、運営体制は企業ごとに大きく異なることが見えてきました。開催実績のある制度保有企業40社のうち、主目的の1位は「新規事業創出」が29社と最多でした。一方で、人材育成を重視する企業が8社、組織風土醸成を重視する企業が3社あり、社内ビジコンに期待する役割は一様ではありません。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-fbc73a50ca3e42f6cefbcfa7f2fe236f-1240x421.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
対象範囲も、自社単体、グループ会社、ホールディングス全体などに分かれます。求める提案テーマも、既存事業の延長、既存事業から距離のある新領域、特に制限しない形式など、企業ごとに異なっています。重要なのは、成功企業の制度をそのまま真似ることではありません。自社が初年度に何を成果として残したいのかを明確にし、その目的に合わせて制度を設計することです。
□初年度は「完璧な事業化制度」よりも、入口設計と次の一歩が重要
本ガイドでは、社内ビジコンの流れを、前半の「入口」と後半の「出口」に分けて整理しています。入口は、設計・目的設定、告知・募集、応募者支援。出口は、最終審査、PoC・検証、振り返りです。初年度のゴールは、完璧な事業化制度をつくることではありません。まずは、応募者を集め、提案づくりを支え、最後まで走り切ってもらい、審査後の次の一歩と振り返りを残すことが重要です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-92868ecb6c95b0af03f8a8ffc6e9f671-1470x468.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
特に初年度は、いきなり完成度の高い事業案を集めるよりも、「応募を集め、質を高め、続ける」入口側でつまずきやすくなります。部署推薦、上長推薦、テーマを絞った募集、説明会後の個別声がけなどを組み合わせ、挑戦の母集団をつくることが重要になります。
□初年度に決めること、仮置きでよいことを分ける
社内ビジコンの設計では、開始前にすべてを固めようとしすぎないことも重要です。
本ガイドでは、初年度の設計項目を以下のように整理しています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-1ea78dd291d8a84b87d279cfd8e2af4d-1258x448.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
初年度は、事業化件数やKPIを開始前に固めきる必要はありません。ただし、各段階で何件まで残すか、継続検討するかは、審査前に役員・事業部・事務局で握っておくことが重要です。
□参考にすべき先行事例は、同業ではなく「構造」で探す
社内ビジコンを設計するとき、多くの企業は「同業他社はどうしているか」を探します。しかし、BIZCON AWARDS 2026の実態調査と先行事例からは、課題は業種だけでなく、社員属性、顧客との距離、収益構造といった事業構造によっても変わる可能性が見えてきました。たとえば、技術者中心の企業では、提案の担い手が一部に偏りやすく、エントリー確保が課題になりやすい傾向があります。営業・販売中心の企業では、顧客接点は強い一方で、収益モデルや検証など、事業性の確認でつまずくことがあります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-645405b513c07780f8af6674e4af12a2-1247x507.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本ガイドでは、技術者中心、営業・販売中心、ブランド・マーケティング中心、製造現場中心、受託・プロジェクト型、グループ横断運営、人材育成重視など、構造タイプ別に起きやすい課題と設計の着眼点を整理しています。
□ガイドの主な内容
「社内ビジコン設計ガイド」では、以下の内容を掲載しています。
・社内ビジコンとは何か
・社内ビジコンの基本の流れ
・初年度のモデルスケジュールと年間サイクル
・社内ビジコンは「真似る」から「自社に合わせる」時代へ
・初年度に確認すべき3つの前提条件
・初年度に決めること/仮置きでよいこと
・課題は「入口」から「出口」へ移る
・見落とされやすい3つの論点
・自社に近い先行事例は、同業ではなく「構造」で探す
・初年度設計の簡易チェックリスト
▹社内ビジコン設計ガイドについて
資料名:社内ビジコン設計ガイド
発行:株式会社フィラメント
公開日:2026年7月
形式:PDF
URL:https://thefilament.jp/publications/guide2026.pdf
□ビジコンAWARDSとは
ビジコンAWARDSは、企業が実施する社内ビジネスコンテスト(ビジコン)の運営を担う事務局の取り組みに焦点を当て、その挑戦と成果を評価・表彰する国内唯一のアワードです。近年、社内ビジネスコンテストは、新規事業創出に加え、人材育成や組織変革を促す取り組みとしても活用が進んでいます。その成功の背景には、制度設計や運営、応募者支援、事業化支援などを担う事務局の存在があります。
ビジコンAWARDSでは、事務局の努力や工夫を可視化し、その知見を広く共有することで、より多くの企業がビジコンを通じて企業変革に挑戦しやすい環境づくりを目指しています。事務局の優れた取り組みを社会に発信することにより、新規事業創出の仕組みの進化と持続的な企業変革の加速に貢献してまいります。
特設サイト:https://bizcon-awards.com/2026
開催報告レポート:https://thefilament.jp/publications/report2026.pdf
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19317/63/19317-63-fe845875bb811b3d375006ff7f3a7b16-1300x731.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
□会社概要
会社名:株式会社フィラメント/Filament Inc.
設立:2015年4月9日
代表者:代表取締役CEO 角 勝
所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-1-1 2F
事業内容:新規事業創出支援および人材組織開発
URL:https://thefilament.jp
本ガイドに関するお問い合わせ
株式会社フィラメント 柿木原 明良
E-mail:kakihara@thefilament.jp
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記事提供元:タビリス









