Space BD、H3ロケット6号機にて基幹ロケット初の「民間相乗り打上げサービス」を完遂

PR TIMES

独自開発の複数衛星放出インフラも軌道上で機能、民間主導の商業利用拡大へ確かな一歩を踏み出す

宇宙産業における総合的なサービスを展開する Space BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎 将利、以下「Space BD」)は、打上げインテグレーション支援を行った全6機の衛星等が、「H3ロケット6号機(30形態試験機)」により2026年6月12日9時53分59秒(日本標準時、24時間表記)に種子島宇宙センターから打ち上げられたことをお知らせいたします。

また、今回のミッションにおいて、1つの搭載ポートから複数衛星を放出するため新たに開発した「インターフェースプレート(*1)」および、放出信号を分配・制御する「シーケンサー(*2)」は設計通りに機能し、衛星が放出されたことを示す信号を正常に受信しました。

本打上げ支援は、2026年4月24日の発表(*3)において当社が掲げた「民間主導の相乗り打上げサービスによる商業利用拡大」を確固たるものとし、日本の宇宙利用を次のステージへ進める「確かな一歩」となりました。

*1 開発協力:株式会社中央エンジニアリング
*2 開発協力:オランダ Innovative Solutions In Space(ISISPACE)社
*3 基幹ロケット初の民間による相乗り打上げサービス H3ロケット6号機(30形態試験機)で実現へ(2026年4月24日リリース)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50164/155/50164-155-e242ec310cb89b8a406c9b0944257896-2921x1584.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]H3ロケット6号機(30形態試験機)打上げの様子(提供=JAXA)
■ミッションの完遂を支えたSpace BDの技術力と事業開発力
今回のミッションは、打上げ枠の提供にとどまらず、打上げに至るまでの工程において、以下に示す相乗り打上げサービスを当社の技術力および事業開発力をワンストップで発揮することで実現いたしました。
- 基幹ロケット初となる「民間相乗り打上げ枠」のご提供:2019年に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と締結した基本協定(*4)に基づき、日本の基幹ロケットとしては初のケースとなる「H3ロケット相乗り打上げサービス」として相乗り枠を4機の衛星等にご提供いたしました。

- 全6機の衛星等とロケットの間に立った技術調整:相乗り枠の4機を含む、今回搭載された全6機の衛星等の技術調整を担いました。(*3)

- 複数衛星を放出するためのインフラを新たに開発:1つの搭載ポートから複数衛星の放出を可能にする「インターフェースプレート」を株式会社中央エンジニアリングのご協力のもと、新たに開発しました。この開発過程では徳田工業株式会社のご協力のもと、衛星単体での環境試験レベルを特定し開発初期の技術検討を支援するための検証用マスダミー(おもり)を設計・製作するなどのアプローチを採用しました。また、放出信号を分配・制御する「シーケンサー」をISISPACE社のご協力のもと、H3ロケット6号機に適合するよう改修し実装いたしました。

- 海上輸送サービスの提供:一部の衛星の種子島までの海上輸送において、リチウムイオン電池を搭載した衛星の輸送に必要な「船舶による危険物輸送の許可」の取得をご支援いたしました。(*5)

*4 JAXAより我が国基幹ロケットH-IIA/H3を用いた相乗り超小型衛星打上げ機会の提供事業における民間唯一のサービス事業者に選定(2019年12月4日リリース)
*5 Space BDの「衛星輸送ワンストップサービス」について
■Space BD株式会社 シニアエンジニア 小島 康平 コメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50164/155/50164-155-815d81a6f418cf77bec13658591cf117-1809x2096.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]はじめに、H3ロケット6号機に搭載された衛星の事業者様をご支援できましたこと、大変光栄に存じます。また、インフラの開発・実装を一緒に実施いただきました事業者様と、H3ロケットご関係者の皆様(特にJAXA様、三菱重工業様)のご協力により、H3ロケット6号機の相乗り打上げサービスを完遂できましたこと、厚く御礼申し上げます。
今回のミッションでは打上げ枠のご提供のほか、複数衛星放出インフラの開発・実装、試験アプローチの工夫、打上げ射場への衛星等の輸送許可取得等、当社相乗り打上げサービス事業にとって重要な取組を実施致しました。途中、困難もございましたが、ご関係者の皆様の温かくも力強いご支援のおかげで、基幹ロケット初の「民間相乗り打上げサービス」完遂という大きな成果に至りました。この上ない喜びとともに、大変誇りに思います。
この成果を活かし、当社はこれからも民間主導による宇宙の商業利用拡大、ひいては宇宙産業の拡大に向けて貢献して参ります。



■Space BD株式会社について
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社(R)」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を
はじめとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、
多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。
2026年6月現在、衛星取り扱い数100件超、670を超える宇宙実験サンプル取り扱い数に加え、40件を超える宇宙空間での実証実験の実績を重ねています。

社  名:Space BD株式会社
本  社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
代 表 者:代表取締役社長 永崎 将利
設  立:2017年9月1日
事業内容 :宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://www.space-bd.com/

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記事提供元:タビリス