「第2回みどりGXアワード」受賞者を決定 グランプリにJAぎふ、旭川市・泉大津市、安城農林高校~持続可能な食と農の優良事例を表彰~ 日本農業新聞・みどりGXラボ

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 株式会社日本農業新聞(本社:東京都台東区、代表取締役社長:田宮和史郎)は、「持続可能な食と農」の優れた取り組みを表彰する「第2回みどりGXアワード」の受賞者を決定しました。
 本アワードは、農業の環境負荷低減、脱炭素化、気候変動対策の実践者を応援するとともに、優良事例を広く発信し、各地の取り組みの加速や社会全体の意識向上につなげるのが目的です。今年度は32件のエントリーの中からグランプリ3件、特別賞1件を選びました。
 3月18日(水)に東京都文京区の東京大学弥生講堂で開く「第2回みどりGXサミット」で、表彰式と受賞者によるパネルディスカッションを行います。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89547/157/89547-157-56ed34154f7e089c68f6f0df66c26656-587x587.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■受賞者一覧

<グランプリ>
〇農業部門
・JAぎふ
 みどり戦略部による一連の活動
〇連携・支援部門
・北海道旭川市・大阪府泉大津市
 オーガニックブリッジによる産地と消費地の連携
〇次世代・若手部門
・愛知県立安城農林高等学校土壌研究研修班
 ミニトマト生産、販売における食品ロス低減への取り組み
<特別賞>
・兵庫県豊岡市・JAたじま
 「コウノトリ育む農法」の普及によるコウノトリ野生復帰への貢献

■みどりGXアワードとは

日本農業新聞が運営するコンソーシアム「みどりGXラボ」(代表:枝元真徹・元農林水産事務次官)の活動の一環として、2024年度に創設しました。生産現場だけでなく、現場と連携・支援する自治体や企業、将来を担う次世代・若手など、食と農に関わる幅広い主体を対象としています。より多様な取り組みを発掘するため、第2回となる今年度から公募制としました。
・目的:農業の環境負荷低減、脱炭素化、気候変動対策の実践者の応援。優良事例の周知を通じた各地の取り組みの加速や社会全体の意識向上
・審査基準:ラボの理念である「みどりGX宣言」の観点(1.環境の持続可能性2.農業経営の持続可能性3.地域の持続可能性4.多様な主体の連携)から評価
・エントリー件数:32件(応募10件、ラボのセミナー・イベントの登壇者22件。詳細は別添資料の通り)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/89547/table/157_1_561816dd2c88edd3874ab92517d9fdb6.jpg?v=202603040115 ]
                     ※農業、連携・支援の両部門に該当するエントリー1件
・審査方法:みどりGXラボの代表および運営委員による書類審査
※募集要項など、詳細は以下のサイトからご確認ください。
https://www.agrinews.co.jp/page/midori_gx_award

■受賞者の取り組み概要

<グランプリ 農業部門>
【受賞者】JAぎふ
【所在地】本店・岐阜県岐阜市
【概要】「みどりの食料システム戦略」にJAとしていち早く対応。「みどり戦略部」を設置し、農業の環境負荷低減、消費者との関係強化による地消地産の拡大に取り組む。消費者の意見を基に、環境に配慮した農産物の栽培基準「ぎふラル」を独自に策定。有機農業の実践拠点「有機の里」の運営や有機農業スクールの開校、有機農産物の学校給食への提供など、生産から消費、試験実証まで、多様な形で持続可能な食と農の取り組みを推進する。
【評価のポイント】「みどりの食料システム戦略」の名前を冠した部を設置し、農業の環境負荷低減に組織的・計画的に取り組んでいる点が高く評価できます。消費者の意見を反映した独自基準をはじめ、生産から消費まで、多様な主体と連携した取り組みは、他のJA・地域のモデルとなります。

<グランプリ 連携・支援部門>
【受賞者】北海道旭川市・大阪府泉大津市
【概要】遠く離れた生産地と消費地の連携による「オーガニックビレッジ宣言」を全国で初めて行った。生産地の旭川市は有機農産物の販路確保、農地が少ない泉大津市は学校給食で使用する有機JAS米などの安定的な食糧確保を目指す。旭川市では有機農業の取り組みが拡大し、食や農業を通じた両市の交流にも発展。生産地と消費地が共存共生し、有機農業を振興する新たな連携モデル「オーガニックブリッジ」として注目されている。
【評価のポイント】遠隔地連携による有機農業の振興という新たなモデルを提示し、他地域への波及効果が期待されます。有機農業の課題である販路確保を消費地側にもメリットのある形で実現し、地域間交流も生まれるなど、環境・農業経営・地域の持続可能性を高めるみどりGXラボの理念とも一致します。

<グランプリ 次世代・若手部門>
【受賞者】愛知県立安城農林高等学校土壌研究研修班
【所在地】愛知県安城市
【概要】校内で栽培するミニトマトの廃棄ロスを大幅に削減した。加温方法を改善したことで、ハウス内の急激な温度上昇を抑制し、裂果の削減に成功した。あわせて、訪問販売による売れ残りの削減、規格外品を活用した新メニューの開発、裂果果実の採卵鶏飼料への利用などに取り組んだ。その結果、販売量は倍増し、廃棄量は7割削減され、トマト10キロ当たりの温室効果ガス排出量は半減した。地域を巻き込んだ活動を通じて、SDGsへの意識浸透にも貢献した。
【評価のポイント】環境・農業経営・地域、多様な主体の連携の全ての観点で高いレベルの成果を上げており、高校生ならではの柔軟な発想と行動力が光ります。特に、経営改善につながる実践的な成果を出している点が評価できます。今後もさらに発展させ、地域や社会全体に良い影響を広げていくことを期待しています。

<特別賞>
【受賞者】兵庫県豊岡市・JAたじま
【概要】日本の野外から一度は絶滅したコウノトリの野生復帰に向け、農薬の削減や冬期湛水などで豊かな自然環境を取り戻す「コウノトリ育む農法」を普及した。行政は生産者への財政支援や市内小中学校の給食での活用、JAが米の販路開拓や部会運営などに尽力。コウノトリ野生復帰のストーリーを伝える活動も展開し、生産者や流通業者を含めた「四位一体」でブランドを確立した。2025年で同市でのコウノトリの放鳥から20年を迎え、全国の野外個体数は500羽を超えた。
【評価のポイント】生き物と共生する農業のモデル事例として、全国に同様の取り組みが広がっている点が高く評価されます。長期にわたって多様な主体が連携し、地域ブランドを確立してきた継続性も特筆すべき点です。コウノトリ野生放鳥20周年の節目に、あらためてその意義を評価します。

■表彰式・受賞者パネルディスカッションのご案内

 みどりGXラボの交流イベント「第2回みどりGXサミット」で行います。表彰式は午後3時10分ごろから、パネルディスカッションは3時30分ごろの予定です。
 サミットの概要は以下の通りです。
・日時:2026年3月18日(水)午後1時30分~4時30分(午後1時受付開始)
・会場:東京大学弥生講堂・一条ホール(オンライン併催)
・主催:日本農業新聞
・申し込みサイト: https://www.agrinews.co.jp/page/midori_gx_summit2

■取材のご案内

取材を希望される方は、以下の1.~6.の事項をご記載の上、3月17日(火)正午までに下記のアドレスにメールでお申し込みください。
 1.社名2.部署名3.氏名4.メールアドレス5.電話番号6.カメラ(スチール/ムービー)の有無
<お申し込み先>
・事務局:日本農業新聞ソリューション事業部
・メール:midorigx(at)agrinews.co.jp
※(at)をアットマーク記号に変えてご送信ください

■みどりGXラボについて

 気候変動の影響が顕在化する中、農業の環境負荷の低減・脱炭素化、生物多様性の保全を進め、「持続可能な食と農」の実現を目指すコンソーシアムとして、日本農業新聞が2024年に設立しました。農家や農業団体だけでなく、自治体、企業、研究者、学生、消費者といった多様な主体の連携で課題解決を試みるプラットフォームです。
オンラインセミナーや会員交流会を定期開催し、課題解決につながる技術やサービスを持つ企業と生産現場のマッチングも支援。学びと仲間づくりから、実践につなげます。みどりGXラボによる啓発活動が評価され、日本農業新聞は、2025年度の「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89547/157/89547-157-f763eb375bed848b752d3f52ff7311e7-3900x3120.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]第1回みどりGXアワード表彰式(2025年3月17日)[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89547/157/89547-157-7fa8beb5a0cba2323c913cbbec24ff7f-694x555.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]会員交流会(2025年8月6日)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89547/157/89547-157-17ad49c6333a57355976a480ab04fd80-3900x1510.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]全国コウノトリサミット(25年11月22日)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89547/157/89547-157-f7796748e367b5ef74067dbbd05dba3b-3900x1769.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]オンラインセミナー(25年12月10日)
〈概要〉
・名称:みどりGXラボ
・主催:株式会社日本農業新聞
・代表:枝元真徹(元農林水産事務次官、大日本水産会会長)
・設立日:2024年7月3日
・対象:農家、農業団体、自治体、企業、研究者、学生、消費者など食や農に関心のある全ての個人・団体
・会員数:1701(2026年2月27日現在)
・公式サイト:https://www.agrinews.co.jp/page/midori_gx

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本農業新聞 ソリューション事業部
メール: midorigx(at)agrinews.co.jp
※(at)をアットマーク記号に変えてご送信ください

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記事提供元:タビリス