株式会社テラの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

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 株式会社スカラ(本社:東京都、代表執行役社長:新田 英明、証券コード:4845、以下「当社」)は、2026年7月23日開催の取締役会において、株式会社テラ(以下「テラ社」といいます。)の株式取得・子会社化を決議しましたので、お知らせいたします。なお、本件株式取得に先立ち、テラ社は会社分割を実施し、システムソリューション事業以外の事業を新設会社へ承継する予定です。当社は、会社分割後のテラ社の発行済株式の80%を取得し、連結子会社化いたします。なお、残余の株式(20%)については、対象会社の業績等に応じて譲渡価額が変動するオプション契約を別途締結する予定であり、当社は中長期的に完全子会社化を目指してまいります。
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1. 背景と目的
 当社グループは1991年の創業以来、「IT・新規事業開発・ファイナンス」を事業の中核に据え、企業や自治体が抱える様々な経営課題や社会課題の解決に取り組んでまいりました。さらに、2025年9月25日に公表した「中期経営計画2026-2028」において、「信頼と共創で、未来をともに育む。」をグループ理念に掲げるとともに、「AI SaaS」「AI BPO」を成長戦略の中核と位置付け、AIを活用した新たな価値創出及びDX事業の拡大を推進しております。また、中期経営計画の実現に向け、既存事業とのシナジーが期待できるM&Aを重要な成長戦略の一つとして積極的に推進しております。

 近年、生成AIの急速な進化により、企業活動は大きな転換期を迎えております。これまでのDXは、業務のデジタル化や効率化が中心でしたが、今後はAIが業務を理解し、人と協働しながら業務を遂行する時代へ移行していくものと考えております。当社は、AI時代における企業の競争力は、AIそのものではなく、AIが企業の業務プロセスをどこまで実行できるかによって決まると考えております。

 テラ社は、30年以上にわたり通信キャリアショップ向けPOSシステム「TelephoneMaster」(※)をはじめ、契約管理、接客支援、シフト管理など店舗運営を支える各種ソリューションを提供し、大手キャリアはもとより、全国の携帯電話販売代理店との強固な取引基盤を構築してまいりました。特に、通信キャリアショップは契約手続、本人確認、商品提案、各種受付など複雑な業務を有しており、同社はこれらの業務を長年支援してきたことで、店舗運営に関する高度な業務オペレーションノウハウを蓄積しております。同社のソリューションは全国約2,500店舗に導入されており、この過程で蓄積された豊富な業務データ及びシステム開発力を強みに、通信キャリアショップ向け業務システムのリーディングカンパニーの一社として、通信業界のDXを支えてまいりました。

 当社は、テラ社との対話及びデューデリジェンスを通じて、同社の価値はPOSシステムそのものではなく、長年にわたり蓄積された業務オペレーションの知見、顧客基盤業務データにあると判断いたしました。これらはAIを活用した業務変革を実現する上で重要な経営資源であり、当社グループが推進するAI SaaS、AI BPO及びAIエージェント戦略との高い親和性を有しております。

 本件株式取得により、テラ社が有する店舗オペレーションに関する知見及び顧客基盤と、当社グループが保有する生成AI、AI SaaS、AI BPO、FAQ、検索技術等を融合することで、店舗運営における接客支援、ナレッジ共有、バックオフィス業務及び店舗マネジメントの高度化を推進するとともに、人とAIが協働する次世代の「AIオペレーションプラットフォーム」の構築を目指してまいります。

 さらに、通信業界で培われた業務モデルを金融、保険、小売、自治体等、高度な接客・受付・契約業務を有する様々な業界へ展開することで、新たな市場の創出とストック型収益の拡大を図り、当社グループのDX事業及びAI事業の競争力を一層強化してまいります。当社は、本件株式取得を単なる事業規模の拡大を目的としたM&Aではなく、AI時代における業務オペレーション領域の競争優位性を確立するための戦略投資と位置付けております。本件を契機として、AI技術と業務オペレーションを融合することで、企業の業務プロセスそのものを変革する新たな価値を創出し、企業の生産性向上及び人手不足という社会課題の解決に貢献するとともに、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
(※)POSシステム「TelephoneMaster」は、契約管理、接客支援、シフト管理など通信キャリアショップの店舗運営を一元的に支えるクラウド型の店舗基幹システムであり、店舗運営の中核システムとして全国の約2,500店舗の販売代理店に採用されています。

2. 想定されるシナジー
⑴ AIを活用した店舗オペレーション支援サービスの共同開発:TelephoneMaster等に蓄積された業務データ・業務知見と、当社グループのAI技術(FAQ、検索、AIエージェント等)を融合し、接客支援・ナレッジ共有・店舗マネジメントを高度化する新サービスを開発してまいります。
⑵ 通信業界で培ったノウハウの金融・自治体・小売等への横展開:契約手続、本人確認、各種受付といった複雑な店舗業務のノウハウは、金融、保険、自治体、小売など同様の業務特性を持つ幅広い業界に応用可能であり、新たな市場の開拓を推進してまいります。
⑶ AI SaaS及びAI BPOとのクロスセルによるストック収益の拡大:テラ社の顧客基盤(約2,500店舗)への当社グループのAI SaaS・AI BPOサービスの提供と、当社グループの顧客へのテラ社ソリューションの提供を相互に進め、継続的なストック型収益の拡大を図ってまいります。

詳細はこちらをご参照ください。
https://scalagrp.jp/news/2026/ir-0723/

■取得対象会社概要
会社名 :株式会社テラ
所在地 :神奈川県鎌倉市由比ガ浜二丁目2番37号
代表者 :佐藤 渉
事業内容:通信キャリアショップ向けPOSシステム「TelephoneMaster(テレフォンマスター)」、通信キャリアショップ向けマネジメントツール「M-navi(エムナビ)」、携帯ショップ向けBIツール「ステラマップ」の企画・開発・運用
店舗運営支援システムの企画・開発・保守
通信キャリアショップ向けソリューションを中心に約2,500店舗へ導入
URL:https://www.terracom.co.jp/

■会社概要
【株式会社スカラ】
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目21番1号 渋谷ヒカリエ32F
事業内容 : DX事業、人材事業、EC事業、金融事業、インキュベーション事業
設立   : 1991年
HP : https://scalagrp.jp/

【本件についてのお問い合わせ先】
株式会社スカラ戦略投資事業部/小西
TEL : 03-6418-3960

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記事提供元:タビリス