賃貸物件を探すユーザーが重視するポイントは…?~不動産情報サイト利用者意識アンケート

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賃貸を契約したユーザーの不動産会社の選び方。昨年との違いは?


今や、物件を探す際に不動産会社へ足を運ばず、スマートフォンやパソコンだけで済ませる人も少なくない。そして、現在インターネットで不動産物件を探す手段として主流となっているのが「不動産情報サイト」の活用ではないだろうか。
2017年10月に不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)が公表した「不動産情報サイト利用者意識アンケート」では、自身が住む賃貸、または購入するための不動産物件情報をインターネットで調べた人を対象に、不動産会社の選び方や選ぶ際に重要視した項目が取りまとめられている。

まず、問合せた不動産会社数を見てみると、昨年と同様に「2社」の割合が28.8%と最も高く、昨年の24.5%と比べて4.3%増えている。次に割合の多い「1社」についても22.9%(4.5%増)と、「1社」と「2社」の合計で8.8%上昇し、平均値は前年の「3.2社」から「2.8社」と0.4社少なくなった。
また、問合せた「物件数」も、昨年同様「6物件以上」が24.7%と最も高いものの、昨年の35.5%と比べて10.8%減少している。反対に「1物件」19.2%(9.0%増)、「2物件」13.1%(1.7%増)、「3物件」17.1%(1.2%増)と、3物件以内の割合が合計で11.9%増と大きく上昇しており、平均値についても昨年の「6.0物件」から「4.9物件」と1.1物件少なくなった。
また、問合せる不動産会社数や物件数の減少に伴い「問合せをしてから契約にかかった期間」も短くなっている。2015年には「1ヶ月未満」が71.2%だったが、2016年には79.6%、2017年は83.2%と年々増えている一方で、「1ヶ月以上6ヶ月未満」は2015年が26.8%(※「6ヶ月以上」も2.0%存在)、2016年が20.4%、2017年が16.8%と、「1ヶ月未満」とは対象的に減少している。

問合せ数が減少している理由の一つには、昨年よりもユーザー自らが不動産情報サイトで希望する物件情報を収集し、目星を付けた上で不動産会社へ問合わせていることが考えられる。


物件の契約をした人を対象にした、問合せた不動産会社数と物件数の推移<BR />参照:不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)『「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果』



不動産会社を選ぶ際に重視するポイントは?


最終的に物件を契約した人は、物件検索後に問合せや訪問する不動産会社を選ぶ際にどのような点を重視したのだろうか。
「問合せや訪問を行う際に不動産会社を選ぶ時のポイント・気にする点」の結果を見てみると「写真の点数が多い」が最も多く、85.9%(特にポイントとなる点は47.7%)と、他の回答を引き離している。写真の点数の多さは売買でも重視されており、賃貸、売買共に「写真の点数が多い」が最も多い割合である点は昨年と同じ結果だ。
また、全体(賃貸・売買)における「写真の点数が多い」の割合を昨年と比べると2.6%増(「特にポイントとなる」についても1.7%増)で、賃貸・売買を問わず、不動産会社を選ぶ際において写真を重視する傾向はさらに強くなっている。


物件の契約をした人を対象にした、不動産会社に求めるもの<BR />参照:不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)『「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果』



物件を探す際に必要だと思う情報は?


では、物件を探す際に必要だと思う情報にはどのような項目が上位となっているのだろうか。
全26項目の選択肢(複数回答)のうち、最も必要だと思う情報は、98.1%の「間取り図」となっている。上位10位中8位は「写真」が占めており、2位「居室/リビングの写真」で88.4%、3位「バスの写真」(87.8%)、4位「キッチンの写真」(87.0%)、5位「トイレの写真」(86.6%)、7位「洗面所の写真」(77.6%)など、水回りの写真が中心となっている。
上位10位の中で、トップの「間取り図」に続いて「写真」が多く占める結果は、売買においても同じ傾向が見られる。トップは97.5%の「間取り図」、2位「物件外観の写真」が87.9%、3位「居室/リビングの写真」が84.3%、4位「キッチンの写真」が83.9%、6位「バスの写真」が77.1%と、賃貸、売買問わず、写真を中心にサイト上でできるだけ多くの情報を得たいというユーザーの姿も見えてくる。


物件の契約をした人を対象にした、物件情報を探す際に必要だと思う情報<BR />参照:不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)『「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果』



ユーザーが不動産会社に求めるものとは?


最後に、物件を契約した人が「不動産会社に求めるもの」を見てみたい。
上位2位は「正確な物件情報の提供」(87.5%)、「物件に対する詳細な説明」(76.3%)となった。これは売買についても同様の順位となっている。ただ、3位以下を見てみると賃貸が「問合せに対する迅速な対応」(58.9%)、「親切・丁寧な対応」、売買では「周辺環境などの情報提供」(61.3%)、「購入後・入居後のアフターフォロー」(59.7%)と、賃貸と売買で求めるものに違いが見られた。
いずれにしても、ユーザーにとって物件の詳細な情報や正確性、対応の迅速さなどの"決め手"となる情報提供は、不動産会社に対して最低限求めるサービスなのかもしれない。また、希望する物件以外の情報提供などの"提案"についても50%弱が存在しており、インターネットの普及によって不動産取引の効率化が進む今も、不動産会社のホスピタリティが重視される点は変わらないようだ。

これら以外の調査結果については、「配信元ページを見る」から確認してほしい。


■調査概要
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【調査方法】
不動産情報サイト事業者連絡協議会サイト、会員サイト上で行ったオープン型調査
【調査期間】
2017年3月15日~5月15日の62日間
【有効回答者数】
1,098人(過去1年間のうちにインターネットでご自身が住む住まいを賃貸または購入するために不動産物件情報を調べた方(調べている方))
※ 携帯・スマートフォン・タブレット利用者を含む。


物件の契約をした人を対象にした、物件情報を探す際に必要だと思う情報<BR />参照:不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)『「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果』



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