伊方原発で防災訓練=ドローン利用、避難路確認-愛媛

時事通信社

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原子力防災訓練で避難路の状況を把握するため使用されたドローン(小型無人飛行機)=14日午前、愛媛県伊方町

 愛媛県は14日、四国電力伊方原発3号機(同県伊方町、定期検査中)で重大事故が起きたと想定し、原子力防災訓練を実施した。県内全20市町や大分県など100機関の約2万3000人が参加。遠隔操作でドローン(小型無人飛行機)を飛ばし、避難路の状況を把握できるか確かめる実証試験を初めて行った。昨年8月の再稼働後、訓練は3回目。

 伊方原発は瀬戸内海に細長く突き出た佐田岬半島の付け根にあり、住民の避難路の確保が課題となっている。

 訓練は地震で3号機の原子炉が自動停止し、全電源を喪失したと想定。松山市の県庁では職員が遠隔操作で約63キロ離れた伊方町三机の野球場周辺にドローンを飛ばし、搭載したカメラで避難路の状況を撮影して状況を確認した。県原子力安全対策課の担当者は「伝送された映像はきれいで、試験飛行は順調に行えたと思う。今後、課題を検証していきたい」と話した。

 また、道路の寸断を想定し、豊後水道を挟んだ大分県への海上避難訓練も実施。半島西側の住民約300人は港や海水浴場に集まり、民間フェリーや海上自衛隊の輸送艦で大分市や別府市に向かった。 

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