韓国特別検察、サムスントップを逮捕

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2月17日、韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告らをめぐる疑惑を調べている特別検察官チームは、贈賄容疑などでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者を逮捕した。ソウルで16日撮影、提供写真(2017年 ロイター/News1)

[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告らをめぐる疑惑を調べている特別検察官チームは17日、贈賄容疑などでサムスン電子<005930.KS>副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者を逮捕した。同氏は、サムスングループの事実上のトップ。

特別検察によると李容疑者は、グループトップとしての立場を継承するに当たり政府に便宜を図ってもらえるよう、崔被告に賄賂を贈った疑いが持たれている。検察はこの日、贈賄、着服、海外の資産隠しや偽証の容疑で李容疑者を起訴する方針を明らかにした。

韓国で最も富裕な一族の御曹司である李容疑者は、ソウルの拘置所で決定を待った後、17日朝にそこで身柄を拘束された。係官によると同容疑者はテレビと机のある独房に収監されたという。

サムスンと李容疑者は、容疑を否認している。

検察には李容疑者の起訴に当たり最大10日間の猶予が与えられているが、期間は延長が可能。起訴後、裁判所は3カ月以内に一審判決を下す義務がある。

特別検察は尋問のため、18日に同容疑者を召喚する予定だという。

サムスングループの広報担当者は、李容疑者の逮捕について訴訟を起こすか、もしくは保釈を請求するかまだ決めていないと説明した。同グループは、逮捕後の短い声明で「当社は今後法廷で真実が明らかにされるよう最善を尽くす」と表明した。

特別検察官は、今回の逮捕状請求にあたり、追加証拠を確保したと発表。裁判所は、追加の証拠資料などに言及し、逮捕の必要性を認めるとした。特別検察官は1月に逮捕状を請求したが、これは棄却されていた。

一方、朴商鎮(パク・サンジン)社長の逮捕状請求は棄却された。特別検察は14日、朴商鎮氏の逮捕状も請求していた。

グループの事実上のトップが逮捕されたことで、業務がすぐに滞ることはないが、長期的な投資決定に影響が出るとの指摘がある。

特別検察官は、サムスンと朴氏の関係を中心に捜査。サムスンは、傘下2社の合併をめぐり、朴政権の後押しなどの便宜供与を期待し、朴氏の友人、崔順実被告の関連団体に430億ウォン(3774万ドル)の賄賂を贈った疑いがもたれている。その中には、馬術選手として活動し、現在デンマークにいる崔被告の娘に対する支援も含まれているという。

*内容を追加して再送します。

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