米政権、対ロシア追加制裁見送り 関係悪化を懸念=高官

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4月16日、米政府高官が明らかにしたところによると、トランプ米大統領(写真)はロシアに対する追加制裁を見送ることを決定した。ワシントンで撮影(2018年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 16日 ロイター] - 米政府高官が16日に明らかにしたところによると、トランプ米大統領はロシアに対する追加制裁を見送ることを決定した。ロシアが新たなサイバー攻撃やその他の挑発行為に踏み切らない限り、追加制裁を承認する可能性は低いという。

米国のヘイリー国連大使は15日、シリアのアサド大統領を引き続き支援しているロシアに対し、新たな制裁を準備していると明らかにしていた。

この件に関与している米高官はロイターに対し、ヘイリー大使が先走ったとの見方を示した。

米紙ワシントン・ポスト(WP)は、トランプ大統領が追加制裁計画にストップをかけたと報道した。

米高官によると、トランプ大統領は、前週末の対シリア攻撃後、直ちに追加制裁を実施すれば、イスラム過激派の掃討やサイバー攻撃対策などを巡るロシアとの交渉の妨げになるのではないかと危惧している。また、慎重に対処しなければ、既に冷え込んでいる米ロ関係が危険なほど悪化する恐れがあることにトランプ大統領は懸念を示したという。

別の米高官は「追加制裁について協議したが、少しの間見送ることを決めた」と話した。

米ホワイトハウスはコメントの求めに対し、「ロシアに対する追加制裁を検討している。近く、決定を下す」としたサンダース報道官の先の声明と同じ内容の回答をした。

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