千里金蘭大学と認定NPO法人コクレオの森が連携・協力に関する協定書を結びます

協定書の締結式は、７月１８日（火）９：３０～１０：００　千里金蘭大学　旧学長室にて

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千里金蘭大学（大阪府吹田市）と認定NPO法人コクレオの森（大阪府箕面市）が運営する箕面こどもの森学園は、徒歩10分の距離にあり、以前より連携できないか模索していました。

協議の結果、大学生と小中学生の交流や、教職員同士の交流を推進し、新たな学びの開発や実践の場として機会を提供することで合意しました。

大学とオルタナティブスクールとの提携は、非常に珍しく、新しい学校教育の価値の創造に期待が持てます。
ぜひ取材にお越しください。

＜目的＞
人的・知的資源の交流・活用を図ることにより、地域に根ざした新たな学びの場を創造するとともに、教育上の課題に適切に対応することにより、認定NPO法人コクレオの森が運営する箕面こどもの森学園における教育及び、千里金蘭大学における教育の充実・発展に資することを目的とする。

＜内容＞
（１）専門的知見の提供や教職員及び学生の派遣を通し、新たな学びの開発や実践研究など教育実践の充実に寄与すること。
（２）大学生に小中学生対象の新たな学びの教育現場を体験する機会を提供すること。
（３）大学と箕面こどもの森学園の教職員の相互の交流・研修を推進すること。
（４）その他、双方が必要と認める事項。


＜学校紹介＞
●千里金蘭大学
　https://www.kinran.ac.jp/
大阪府吹田市藤白台にある女子大学。管理栄養士・栄養士がめざせる、栄養学部、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭がめざせる教育学部、看護師・保健師がめざせる看護学部の3学部がある。

●箕面こどもの森学園
　https://cokreono-mori.com/
大阪府箕面市小野原にある市民が創った学校。子ども一人ひとりの個性を尊重し、民主的に生きる市民を育むことを目的としたオルタナティブスクール(*1)。フレネ教育(*2)やイエナプラン教育(*3)をベースに、ESD（持続可能な未来をつくる教育）を行っている。月曜日～金曜日まで開校。小中学生合わせて約70名が在籍。

(*1)現在の公教育（公立学校や私立学校）とは異なる、独自の教育理念・方針により運営されている学校の総称。
(*2)フランスの教育者セレスタン・フレネが公立学校での教育実践の中から開発した教育メソッド。個別学習を基本とし、子どもたちは自分が作成した学習プランをもとに学習を進める。子どもたちの日々の思考や体験を綴った自由作文をテキストとしてことば（＝フランス語）を学ぶなど、子どもの生活の中から生まれる関心や疑問から学びを構築することを重視している。
(*3)ドイツのイエナ大学の教育学教授だったペーター・ペーターゼン教授によって始められた教育。根幹グループと呼ばれる異なる年齢のグループで教育を受けるという特徴がある。また理科・社会科など教科の区別はなく、ワールドオリエンテーションという総合学習の形態を用いている。

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