【リアルタイム発話音声解析テクノロジー”ボルテージ指数”を開発】イベント熱狂度を発話音声から可視化する実証試験を実施

PR TIMES

e-Sports大会のSHIN4NY CUP Vol.1 in 小田原を主催し、共創で事業開発を加速化

 SHIN4NY株式会社(本店:神奈川県小田原市、代表:工藤春香、以下「SHIN4NY」と言う。)は、「データや科学技術の力を使って、ヒトに優しく、ワクワクする世界をつくる」というワクワクテックを掲げて、2022年12月に設立されたベンチャー企業です。2023年6月4日(日)に、おだわらイノベーションラボにて「SHIN4NY CUP Vol.1」を主催し、発話音声から熱狂度を可視化するための実証試験を富士工業株式会社(以下、「FUJIOH※1」と言う。)との共創事業として実施しました。
※1 FUJIOHは、富士工業グループの企業ブランドです。

[画像1: https://prtimes.jp/i/122675/2/resize/d122675-2-1e0a5ce405fd194bdca2-0.png ]

SHIN4NY CUP Vol.1 in小田原の様子

 今回の実証試験では、e-Sportsの熱狂度を数値化するため、会場のCO2数値や、実況者の音声解析、心拍や脈波を測定することで因果関係の確認を行いました。今回、SHIN4NYでは、実況者(わんず様)の音声解析を行い、ボルテージ指数の算出を行いました。なお、このボルテージ指数は「わんず熱狂度指数」として、大会開催中、リアルタイムに会場のモニターに表示されるとともに、YouTubeライブにおいても配信されました。

1.音声解析結果:最終結果発表※2で盛り上がった際のボルテージ指数は発表直前の20倍超。
 実況者の盛り上がりと実況者の音声を解析したボルテージ指数は、各マッチの戦闘が白熱する後半にかけて、実況者が盛り上がるにつれて、ボルテージ指数も上昇が見られました。
 最終結果の発表により、各チームの獲得ポイントが示されました。その結果、優勝(第1位)から第3位までが僅か1ポイント差であることが判明し、実況者の興奮が増したことが、客観的にも伝わることとなりました。これを受けて、ボルテージ指数(「わんず熱狂度指数」)も大きく上昇し、最終結果発表前の15秒間に比べて20倍超の水準となり、大きな変化を確認することができました。

※2 優勝(第1位)から第3位までの獲得ポイントが、1ポイント差の僅差であったことに対して、実況者が盛り上がった時間帯となっている。

[画像2: https://prtimes.jp/i/122675/2/resize/d122675-2-291639e5e6ac6d80576e-1.png ]

最終結果発表前後のボルテージ指数(「わんず熱狂度指数」)の変化

2.ボルテージ指数の効果:会場とオンライン視聴者が熱狂を共有、一体感を醸成
 今大会では、実況者の盛り上がりをボルテージ指数(「わんず熱狂度指数」)として可視化し、リアルタイムに会場のモニターに表示するとともに、YouTubeライブで配信を行いました。これにより、会場の熱狂(熱気、熱量、興奮など)をオンライン視聴者とも共有することが可能になり、オンライン視聴者の新しい体験価値の創造に繋がることを確認できました。また、熱狂度だけでなく、嬉しい・悲しい等の感情についても、オンラインでリアルタイムに伝えられることを確認できました。

3.検証できた技術:高頻度・高速解析、高ノイズ耐性を確認
 SHIN4NY CUP Vol.1 in 小田原は、約2時間半にわたって開催されました。本実証試験では、ボルテージ指数の算出に関するシステム面の検証も行いました。その結果、音声解析を高頻度かつ高速で実施できること、環境ノイズの多い場所でも正確に算出できる高ノイズ耐性を確認することができました。また、これら機能を、インターネットを介したクラウド環境で実現できることを確認できました。

4.今後の展開:音声解析技術による感情推定でワクワクする世界を作る
 今回の実証試験で得られたボルテージ指数の結果を含め、SHIN4NYとFUJIOHでは、今後も、「データ分析と科学技術の力を使って、ヒトに優しく、ワクワクする世界をつくる」というビジョンの下、ワクワクする世界へ向けた共創実証を行い、e-Sportsや他事業領域を見据えたソリューションの社会実装を目指してまいります。


■SHIN4NY CUP Vol.1概要
日時:2023年6月4日(日)13:00~16:00
試合数:4試合(ワールズエッジ2試合+ストームポイント2試合想定)
配信:公式配信あり+個人配信可能 (配信遅延無し)
出場者:招待チーム+一般枠+小田原市民チーム
実況:わんず (@ones_hbp1216 Meteor所属)
解説:Cabbagest (@Cabbagest_ Meteor所属)
主催:SHIN4NY株式会社
運営:Meteor (https://me-teor.com/
後援:小田原市
大会公式ホームページ:https://shin4ny.com/shin4nycup/
アーカイブ配信:https://www.youtube.com/watch?v=bL6_OfhSPFM


■共創企業紹介
富士工業株式会社 / FUJI INSUSTRIAL CO., LTD.
本社:神奈川県相模原市中央区淵野辺2-1-9
代表者:代表取締役社長 柏村浩介
創立:1941年12月
Webサイト:https://www.fujioh.com

■配信の様子
[画像3: https://prtimes.jp/i/122675/2/resize/d122675-2-70b6b2e97176c6b8b21c-2.png ]

■大会当日の様子
[画像4: https://prtimes.jp/i/122675/2/resize/d122675-2-a6d8961720e58ff845ef-3.png ]

【SHIN4NY株式会社】
事業概要:「データや科学技術の力を使って、ヒトに優しく、ワクワクする世界をつくる」というワクワクテックを掲げ、ヒトのセンシング技術を開発・提供している。
代表者:代表取締役 工藤春香
設立:2022年12月
Webサイト:https://shin4ny.com

<本件に関する問合せ先>
SHIN4NY株式会社 広報窓口
E-MAIL: info@shin4ny.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
記事提供元:タビリス