「世界初-3D振動減少装置」(特許取得)の紹介 「NEXCO」 高速道路トンネル上部施設や近隣、及び、様々な分野で振動減少効果を実証。

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建物や様々な製造現場で発生する振動トラブルの大幅な減少効果を「NEXCO」の高速道路施設で実証。今年8月「3D振動減少装置」のコンパクト化・軽量化・低コストを同時に実現。振動減少予測解析システム稼働。

道路や電車など外部からの様々な振動の影響により、建物にダメージを受けている企業・個人が潜在的に増加傾向にあります。同様に、精密機器や印刷物など製作段階で振動の影響をうけ、製品出荷のリスクを抱える企業も多数存在しています。また、スポーツジムでのエクササイズやトランポリン等の人的振動により建物が揺れ、事故やクレームが発生する事例が、韓国のスポーツジムや国内でも多数報告されています。このように様々な環境で発生する振動による問題を解決するために開発されたのが、世界初「3D振動減少装置」です。

<< 3D振動減少装置--設置画像 >>
[画像1: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-a83876f954b45ff62c76-0.png ]


1) 3D振動減少装置とは
特許取得した独自の技術により、3D(3次元)タテ・ヨコ・斜めの振動を常時減少させる装置です。建物や様々な製造現場で発生する有害な振動を「3D振動減少装置」が常に大幅に減少させます。振動減少予測解析システムと共に提供します。

2) 3D振動減少装置の必要性
道路や電車など外部からの様々な振動の影響により、建物にダメージを受けている企業・個人が潜在的に増加傾向にあります。同様に、精密機器や印刷物など製作段階で振動の影響をうけ、製品出荷のリスクを抱える企業も多数存在しています。また、スポーツジムでのエクササイズやトランポリン等の人的振動により建物が揺れ、事故やクレームが発生する事例が、韓国のスポーツジムや国内でも多数報告されています。このように様々な環境で発生する振動による問題を解決するために開発されたのが、世界初「3D振動減少装置」です。

3) 3D振動減少装置の能力
「3D振動減少装置」は、既に多くの建物や施設に採用され、振動減少効果を実証しています。一般に建物等に採用される振動減少装置(制振装置)は、振動を低減するための重りの役割を果たすため、その建物全重量の数%以上に設定され、少なくとも数トン~数十トンを超える重量と、高さxタテxヨコが共に数メートルを超える大きなサイズが必要となります。また、全方向からの振動には対応出来ません。それに対し、「3D振動減少装置」は重さ=0.3~0.5トン 程度、高さ=30cm、タテ x ヨコ=1mx 1m程度の非常にコンパクト・軽量化を実現し、同時に、一般の大型振動減少装置を上回る振動減少効果を全方向に対して発揮します。この装置の能力とは、建物自体を、設置した「3D振動減少装置」と一体化させる新技術により可能となったものです。


<< 特許を取得 >>
*「3D振動減少装置」の開発のための実験を重ね、2件の実験的-特許を取得しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-c852fce1eb41e314934c-8.png ]



<< 3D振動減少装置--稼働のイメージ図 >>
[画像3: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-73f240f2f37bc57686b4-4.png ]



<< 3D振動減少装置--設置事例 >>
[画像4: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-ab3152a524c9f70bf98e-1.jpg ]




<< 3D振動減少装置--振動減少の実証 >>
この「3D振動減少装置」(制振装置)を2020年8月に、「NEXCO」の高速道路トンネル上部にある付属施設の床に4機設置したところ、建物と装置が一体化して、地下高速道路トンネルからの有害な交通振動を大幅に減少させ、近隣住民の方からの振動クレームが激減しました。

< 振動減少効果のメカニズム >
[画像5: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-0057096cb9c9df1f4869-12.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-4cbd6a113c1c90c19e18-13.png ]

< 振動減少効果の実証グラフ >
<解析概要>
加速度計測日時:交通振動が最大に達する時間帯を採用
3D振動減少装置-設置(前) 12月21日(10時30分~12時30分頃)
3D振動減少装置-設置(後) 12月25日(10時30分~12時30分頃)
解析方法:直接積分法及び、FFTによる卓越振動数・パワースペクトル散布図、及び各指標の算定。

< X,Y,Z方向毎の卓越振動数・パワースペクトル散布図 >
「3D振動減少装置」の設置前・後での揺れの強さ(ピーク値)を示す点の集合が、大きく減少していることが実証されました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-0fe04282a5a27a1e160b-19.png ]




< パワースペクトル・運動エネルギー等の減少効果グラフ+結果表 >
下記のパワースペクトル・最大加速度・速度・運動エネルギー等のグラフにおいても、大きな減少効果が実証されました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-01aefd1043688cce6fd4-6.png ]


<< 取得した特許について >>
特許番号 : 特許第5537856号
発明の名称 : 制振装置
登録日 : 2014年5月9日
特許権者 : 株式会社田中制震構造研究所
特許内容
・製品名 : 3D振動減少装置
・特徴 : この「3D振動減少装置」は、設置した建物と一体化する新技術により、常時、大きな振動減少効果を様々な分野で発揮して、有害な振動を大幅に減少させることが出来ます。同時に、高精度振動減少予測解析システムを稼働しました。
・製品サイトURL: http://www.tanaka-taisin.co.jp/item_list1.html
・製品スペック
外部仕様 : 鉄板加工+焼付け塗装
内部仕様 : ステンレス部品+アルミ部品+(鉄板加工+焼付け塗装)
耐久年数 : 建物内部設置の場合 最大30年程度
: 建物外部設置の場合 最大15年程度
メンテナンス: 定期メンテナンスを行うことで耐久年数が最大まで見込めます。
装置特性 : 地震後に装置の稼働部分は自己復帰しますので、メンテナンスが容易です。
: 錆びにくい。 抗熱可塑性で耐久性に優れています。耐水仕様です。
: 装置の取り外しが容易のため、修理や部品交換が簡単です。
・推奨環境 : -50度~+80度(装置全体が金属製のため、熱や錆などに強い)
・価格 : 1機当たり150万円より(本体価格を示す。設置費用は別途)
・発売日 : 2023年8月(最新バージョン)
・カテゴリ : 振動トラブルを抱える様々な分野 建設、機械、道路、建物等多数
< 株式会社田中制震構造研究所について >
会社概要 : 株式会社田中制震構造研究所は、1992年の創業以来、地震や振動問題から人や建物を守る役目を果たすことを理念とし、30年以上社会に貢献してまいりました。現在は「3D振動減少装置」の開発・普及において成長を続けています。
・所在地(本社): 東京都港区西麻布4-10-6
・代表者名 : 田中 誠
・資本金 : 300万円
・事業内容 : 「3D振動減少装置」の開発・製作・設置・メンテナンス、及び、耐震診断・補強工事等
・自社サイトURL: http://www.tanaka-taisin.co.jp/
お問い合わせ先
株式会社田中制震構造研究所
〔担当者〕 開発部 田中
http://www.tanaka-taisin.co.jp/contact.html
[画像9: https://prtimes.jp/i/127537/4/resize/d127537-4-5bc9218ee3d0f5a6a085-19.png ]

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記事提供元:タビリス