【20代求職者の企業への質問・相談に関する実態調査】「選考に影響するかも…」と質問を躊躇する求職者は約半数に 浮き彫りになった"質問できない就活"の実態

PR TIMES

~ コミュニケーション手段に、SNS・チャットツールの活用を4割が希望 ~

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-74f4eae2092a540b4a460bb3a543e43a-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]20代求職者の企業への質問・相談に関する実態調査
調査サマリー
【質問できない就活生の実態】
- 約半数(49%)が「質問したいことがあったが、できなかった」経験あり
- 質問を諦めた最大の理由は「採用に不利になる」懸念(49.8%)
- 4人に1人以上(26.2%)が実名での質問に不安や抵抗感

【企業への質問・相談の現状】
- 7割以上が企業への直接問い合わせを避ける
- 最も多い対応は「企業サイトやFAQで自己解決」(29.5%)
- 企業への直接問い合わせは約1割(9.5%)にとどまる

【求められるコミュニケーション手段】
- SNS(20.2%)とチャットツール(19.1%)でのやり取りを望む声が約4割
- 従来型の電話(8.0%)やウェビナー(7.5%)は低調

調査概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/54748/table/12_1_291d58f904a38ffbe9e9dddf3118d1de.jpg ]
調査背景
 近年、労働市場の変化とともに、就職・転職活動のあり方は大きく変わってきています。
特に、デジタルネイティブ世代である20代の人材採用において、従来の採用手法だけでは十分なコミュニケーションが図れない状況が生まれています。

デジタル化の進展により、求職者と企業のコミュニケーション方法も多様化していますが、その一方で、両者の間には依然として情報の非対称性や相互理解の不足といった課題が存在しています。
こうした背景から、株式会社Value marketでは、20代求職者の就職・転職活動における企業とのコミュニケーションの実態を把握する調査を実施しました。

特に注目したのは、以下の2点です。
- 求職者が企業に対して質問や相談をする際の障壁
- 求職者が望むコミュニケーション手段

本調査では、SNSやチャットツールに親和性の高い20代求職者の本音を引き出し、企業との相互理解を深めるための新たなアプローチを探ることで双方にとって価値ある採用体験の創出を目指しています。
この調査結果が、今後の採用市場の発展に向けた重要な指針となり、求職者と企業の双方により良い選択と成長の機会をもたらすことを期待しています。
調査結果
1. 企業への質問を躊躇する就活生の実態
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-1ab519abacc024d54b3203c7b46736be-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]企業への質問を躊躇する就活生の実態
 まず初めに「あなたは就職・転職活動中に、志望企業の求人情報や企業情報を見て、質問したいことがあったにもかかわらず、質問できなかった経験をしたことがありますか?」という質問をしました。

その結果、49%―つまり約半数の回答者が「質問できなかった経験がある」と回答しています。これは、多くの求職者が企業とのコミュニケーションに障壁を感じている現状を浮き彫りにしています。

この結果は、重要な示唆を含んでいます。なぜなら、企業への質問を躊躇することで、求職者は企業理解が不十分なまま就職活動を進めることになり、企業も優秀な人材との接点を失ってしまう可能性があるからです。
この結果は、企業と求職者のコミュニケーションに改善の余地が大きいことを示しており、求職者が安心して質問できる環境や仕組みを整えることで、より効果的な採用活動が可能になると考えられます。

2. 企業への質問を躊躇する理由
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-749b7b2843e66437b4989cae79e32d75-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]企業への質問を躊躇する理由
 次に、面接で質問したいことがあったにもかかわらず質問できなかった理由について尋ねました。
最も多かった回答は「質問が採用に不利になるかもしれないと感じたから」で、49.8%の回答者がこの理由を挙げています。つまり、約半数の求職者が質問すること自体に不安を感じていることがわかります。

次いで多かった回答は以下のとおりです。
- 「実名で質問するのに不安や抵抗感があったから」(26.2%)
- 「質問する方法や手順がわからなかったから」(25.3%)
- 「質問が失礼にあたるかもしれないと感じたから」(23.1%)

また、「忙しくて質問するのが面倒に感じたから」(18.1%)という回答もみられました。
この結果から、多くの求職者が「質問による不利益への不安」や「質問の仕方への戸惑い」を感じており、こうした不安を解消できる仕組みづくりが求められていることが分かります。

3. 企業への不安や疑問を感じた際の対応実態
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-006d99914a38f16c07870593df6df7e3-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]企業への不安や疑問を感じた際の対応実態
 さらに志望企業に関して不安や疑問を感じた際の対応方法について尋ねた結果、求職者の情報収集行動が明らかになりました。

最も多かった回答は「企業のウェブサイトやFAQで調べた」で29.5%でした。次いで「キャリアセンターやエージェントに相談した」(24.0%)、「SNSや口コミサイトで情報を調べた」(23.5%)、「家族や友人、知人に相談した」(23.1%)と続きます。

これらの結果から、求職者はまず自分でオンライン上の情報を調べる傾向が強いことがわかります。しかし、SNSや口コミサイトの情報は必ずしも正確とは限らず、企業の実態を正しく反映していない可能性もあります。

特に注目すべきは、「企業に直接問い合わせをした」という回答が9.5%と低い割合にとどまっていることです。また、「特に対応せずそのまま応募した」(15.5%)や「応募を見送った」(11.5%)という回答も見られ、不安や疑問を解消できないまま意思決定をしている求職者が少なくないことがわかります。
この結果は、企業との直接的なコミュニケーション手段が不足している、または利用しにくい状況にあることを示唆しています。適切な情報提供と質問機会の創出が、より良いマッチングと採用プロセスの改善につながる重要な要素であることが分かります。

4. 求められるコミュニケーション手段
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-c30eb87ecf1afa736f0fe46a32220067-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]求められるコミュニケーション手段
 最後に、志望企業に質問や相談をする際に最も利用したい手段について尋ねた結果、求職者のコミュニケーションの志向性が明らかになりました。

最も多かった回答は「企業の公式SNS(例:X、Facebook、Instagramなど)」で20.2%でした。
次いで「チャットツール(例:LINEなど)」が19.1%と僅差で続きます。
これら上位2つの回答を合わせると全体の約40%を占めており、求職者が手軽かつ直接的なコミュニケーション手段を求めていることが分かります。

一方で、従来型の「電話」(8.0%)や「オンラインQ&Aセッションやウェビナー」(7.5%)は比較的低い支持にとどまりました。この結果は、求職者が一方的な情報提供よりも、双方向のコミュニケーションを重視していることを示しています。
これらの結果から、企業と求職者をつなぐ新たなコミュニケーション手段、特に柔軟で即時性の高いツールへの需要が高まっていることがわかりました。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54748/12/54748-12-c7199b53a0ba7372f1991c2862c9267e-867x845.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]代表取締役 内田 裕希株式会社Value market 代表取締役 内田 裕希によるコメント 今回の調査結果は、20代の就職・転職市場が抱える重要な課題を浮き彫りにしました。約半数の求職者が質問を躊躇し、そのほとんどが企業との直接的なコミュニケーションに踏み出せていない現状は、双方にとって大きな機会損失と言えます。
特に注目すべきは、従来型のコミュニケーション手段では求職者のニーズに応えきれていない点です。SNSやチャットツールでの質問を望む声が4割に上る一方で、実際に企業への直接問い合わせを行った求職者は1割にも満たないという結果は、新しい形での接点作りの必要性を示唆しています。

この課題に対し、Value marketでは、求職者と企業の相互理解を促進する新しい採用支援サービス「Growth Code」を開発しています。採用に課題感をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせ / ご相談フォーム
https://code-climber.typeform.com/growth-code




株式会社Value market について
 株式会社Value marketは、「成長を、技術革新する」というビジョンを掲げ、エンジニア紹介による採用支援や採用コンサルティング、SaaS開発を中心とした幅広い事業を展開しています。

【事業内容】
(1)スタートアップ×フリーランスエンジニアの専門エージェント 「Code Climber」
 キャリア志向の強い即戦力のフリーランスエンジニアをスタートアップにご紹介。対象領域を限定することで、専門性の高い支援を実現しています。

(2)CTO/VPoEの育成型・採用支援サービス「CTOut」
 CTO/VPoEを目指す主に30代エンジニアに対して、業務委託で働きながらキャリアアップを目指す、伴走型の支援を提供しています(フィット後はそのまま幹部候補として転職)。

(3)採用コンサルティング(求職者視点でのプロセス改善)
 " 求職者の採用体験 "を向上させる採用の仕組みづくりを伴走支援。独自の分析手法で採用ノウハウを提供し、内製化までサポートしています。

当社は、企業が直面する「採用」に関する課題に対し、求職者の声を生かした独自の分析手法と専門的なノウハウを用いて解決策を提供しています。市場が「企業が選ぶ採用」から「求職者に選ばれる採用」へと変化する中、株式会社Value marketは、より多くの企業に選ばれる採用体験の構築を支援し、日本経済の発展に貢献してまいります。
会社概要
会社名:株式会社Value market
所在地:東京都渋谷区恵比寿2-28-10
代表:内田 裕希
設立:2016年8月8日

【事業内容】
・スタートアップ×フリーランスエンジニアの専門エージェント 「Code Climber」
・CTO/VPoEの育成型・採用支援サービス「CTOut」
・採用コンサルティング(求職者視点でのプロセス改善)
オフィシャルサイト
Code Climber:https://code-climber.jp/
CTO/VPoE  :https://ctout.code-climber.jp/

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記事提供元:タビリス