ケネディクスグループ、初のメザニンファンド組成を完了 ファーストクロージングに続き今後も拡大予定

PR TIMES

~子会社ビットリアルティがクラウドファンディング事業に加え新規事業をスタート~

国内最大級の不動産アセットマネジメント会社である、ケネディクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮島大祐、以下「ケネディクス」)の子会社、ビットリアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:菊嶋勇晴、以下「ビットリアルティ」)は、ケネディクスグループで初となる、国内の不動産向けメザニンローン債権※1 を中心に投資を行う私募ファンド(以下、本ファンド)を組成しました。複数の機関投資家等(金融機関、事業会社等)に参加頂き、この度、ファーストクロージングを完了いたしました。
ビットリアルティは、これまでクラウドファンディング事業により累計63.5 億円、実績数27 件の投資機会を提供してまいりました。今後はクラウドファンディング事業に加えて、メザニンファンド等のアセットマネジメント事業にも取り組んでいくことで、不動産の限りなき可能性を切り拓き更なる成長を図ってまいります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/81154/15/resize/d81154-15-c00bc09e935239cb81fb-0.jpg ]

■ 本ファンドの概要
ビットリアルティは本ファンドのアセットマネジメント業務を受託し、本ファンドのアセット・マネージャーとして、投資証券等の取得、売却その他本ファンドの行う事業に対する助言等の業務を行います。また、本ファンドの私募の取り扱い業務については、株式会社三井住友銀行、SMBC 日興証券株式会社の⼆社へ委託しています。

■ 本ファンドの主な特徴
1. ブラインド・プール型ファンド
当初投資を行うシード案件に加え、キャピタルコールに基づき新たなメザニンローン債権等に追加投資が可能な、ブラインド・プール型のファンドスキームを採用しています。投資期間中であれば、債権の償還と回収により発生した資金を追加投資資金とすることで、投資収益の最大化を図ることができます。
2. 多様な投資アセットタイプ
オフィス・住宅・物流施設・商業施設・ホテル・賃貸戸建・データセンター・産業施設並びに上記用途の底地及び複合施設が投資アセットタイプとなります。また、上記用途の開発用地及び開発中の建物についても投資アセットタイプに含まれます。
3. リスク・リターンに見合った投資特性
主な投資対象であるメザニンローン債権は、満期時におけるLTV(Loan to Value)を80%(一部のアセットについては85%)以下と定めており、元本毀損リスクと投資リターンがミドルリスク・ミドルリターンとなる投資特性を有しています。

■ 本ファンドのスキーム図
[画像2: https://prtimes.jp/i/81154/15/resize/d81154-15-9c4df08209fa051b4eed-1.jpg ]

※1 メザニンローン債権のメザニン(Mezzanine)とは英語で「中⼆階」という意味であり、メザニンローンは通常の貸付融資であるシニアローンと自⼰資本であるエクイティの中間的な金融手法にあたります。返済順位がシニアローンより低いため、投資リスクに見合った金利水準が設定され、シニアローンに比べると金利水準が高くなります。

■ 担当者コメント
ビットリアルティ株式会社 ファンド投資運用部門 永澤健太
本ファンドはケネディクスグループである当社が組成するファンドとして多数の投資家様に興味を示して頂きました。当社は、設立以来クラウドファンディング事業を通じて高い透明性と安心安全な取引の仕組みを兼ね備えた不動産投資商品を多くの投資家の皆さまにお届けいたしましたが、今後は本ファンドを通じてミドルリスク・ミドルリターンの新たな投資商品として更なる多様な不動産投資の機会を幅広い投資家の皆さまにお届け出来ればと思います。

■ 本事業に関する問い合わせ先
ビットリアルティ株式会社 お問い合わせ(https://corp.bit-realty.com/inquiry/entry

■ ケネディクス株式会社 概要
代表者 :代表取締役社長 宮島大祐
設立 :1995 年4 月
所在地 :〒100-0011 東京都千代田区内幸町⼆丁目1 番6 号
事業内容:アセットマネジメント事業、不動産関連事業、不動産投資事業 等
URL :https://www.kenedix.com/

ケネディクスは、1995 年に設立され、1999 年に不動産アセットマネジメント事業に本格参入し、事業を展開してきました。不動産私募ファンドの運用から始まった当社のアセットマネジメント事業は、複数のJ-REIT の運用にも幅を広げ、現在では長期コアファンドも含めその領域を拡大し、2.5 兆円を超える受託資産残高(AUM)を有しています。また、近年ではクラウドファンディングや不動産セキュリティ・トークンといった技術革新により生まれる新たな領域に対しても積極的な取組みを進めております。

■ ビットリアルティ株式会社 概要
代表者 :代表取締役社長 菊嶋勇晴
設立 :2017 年6 月
所在地 :〒105-0004 東京都港区新橋⼆丁目2 番9 号 KDX 新橋ビル4 階
事業内容:不動産等に係る投資型クラウドファンディング・プラットフォームの運営、不動産等に係るアセットマネジメント事業
URL :https://www.bit-realty.com/

ビットリアルティは、国内最大級の不動産アセットマネジメント会社であるケネディクスと、金融IT ソリューション分野で数多くの実績がある株式会社野村総合研究所が2017 年6 月に設立した合弁会社であり、主にクラウドファンディング事業とアセットマネジメント(助言)事業を手掛けています。
クラウドファンディング事業では、ホテル、保育所、賃貸住宅、商業施設、物流倉庫など、幅広いアセットタイプを裏付け資産とした機関投資家向けと同水準の質の高いメザニン若しくはジュニアローンへの不動産投資機会を、最先端のデジタル技術を活用しオンライン取引のみで、募集・運用・償還を行うケネディクスグループ初めてのサービスを個人投資家に直接提供しています。高い透明性と安全な取引の仕組みを兼ね備えた不動産投資商品を提供すべく、投資先物件を倒産隔離(証券化)し可能な限りの情報を開示、資金は信託口座で分別管理され、高い透明性と取引の安全性を徹底しています。
2022 年10 月時点での投資案件実績数は27 件、総投資実績累計額は約63.5 億円、総償還実績累計額は約38.1 億円となっています。

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
ケネディクス株式会社 広報・サステナビリティ推進部 根岸・⽵村
Mail:kdx_prs@kenedix.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
記事提供元:タビリス