“3D巨大猫”で知られた『クロス新宿ビジョン』は、人流の画像や空間データのAI解析を導入。リアルタイムの視聴者数・属性の計測が可能になり、より効果的で使いやすいサイネージへと進化。

PR TIMES

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82647/16/82647-16-6c67d0b725b20cab7da5bcd80e57cb90-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]3D巨大猫で話題の『クロス新宿ビジョン』に『OOH Analytics』が導入されました
株式会社クロススペース(本社:東京都新宿区、代表者:森田 威)が運営する『クロス新宿ビジョン』は、有限会社サーチ(本社:東京都立川市、代表者:常田 修治)が提供する屋外広告視聴者データ可視化サービス『OOH Analytics』の利用を開始しました。
AI解析した画像データなどの3種のビッグデータをリアルタイム処理することで、屋外広告の視聴者データ(世界標準の視聴者計測ガイドラインに準拠したVAC視聴者数とその属性)を提供する『OOH Analytics』。このシステムの導入により、『クロス新宿ビジョン』では「どの様な人たちが・どの様な態度で・何人が見たのか」といった視聴データをリアルタイムに把握・蓄積し、出稿前シミュレーションや、出稿中の効果検証が可能になりました。

≪導入背景と期待効果≫
世界一の乗降客数を誇る新宿駅の新たな観光名所となった『クロス新宿ビジョン』。
数多くの歩行者がビジョンに目を止め、またカメラ撮影をしていますが、従来は過去の調査に基づく周辺滞在者数の把握(周辺歩行者数:19万人/平日、23万人/休日)にとどまり、リアルタイムな視聴者数を把握することは不可能でした。
しかし、このたびの『OOH Analytics』の導入により、日時分秒単位の視聴者数とその属性を把握して、データを蓄積できるようになりました。屋外広告であってもネット広告と同等の視聴者データを把握できる同システムにより、広告出稿者(広告主と広告会社)は、簡易かつ直感的に「出稿前のシミュレーション」「出稿中の経過モニタリング」「出稿後のレポート作成(効果検証)」などが可能になります。
[画像2: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=82647&t=animationGifImage&f=b16928f0896d485cd43098c79322f985.gif ]AIによる画像解析(画像はgifに変換したもの)
≪3つのビッグデータと個人データ保護ポリシー≫
『OOH Analytics』では、「AI画像解析データ」に加えて「Wi-Fiシグナルデータ」「位置情報属性データ」を、“最小粒度15秒ごと”に計測しています。
『OOH Analytics』はこれらのビッグデータを解析し、指定した日時分秒(例えば広告の出稿時間)における、視聴者数・性別・年代・来訪回数・視聴秒数・視聴態度などの解析データを把握できます。これらの解析データは専用ダッシュボードにおいてリアルタイムかつ直感的に確認でき、さらに「レポート作成機能」でPDF形式でのレポートを出力することで、広告主(広告会社)への報告ができるようになっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82647/16/82647-16-a4c72406c17bd624b2d03ed908e2923a-1921x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]撮影からレポート作成までの流れ
なお、『OOH Analytics』は個人データ保護の観点から、個人の特定・追跡を行わないように設計されています。「AI画像解析データ」の解析では個人を特定する処理を行わず、さらに解析処理後は即座に画像データを自動破棄しています。また、「Wi-Fiシグナルデータ」「位置情報属性データ」には個人を特定する情報は含まれておらず、統計処理のためデータ利用しています。

≪導入成果≫
リアルタイムな視聴者数と属性データを把握できる『OOH Analytics』導入により、例えば2023年12月4日~10日まで、15秒広告を毎時4回(7日間)放映した場合、合計185,092インプレッションを獲得し、1impあたり4.3円の視聴効果となったことを確認できました。
従来は過去調査における周辺滞在者数の把握にとどまっていたところ、出稿広告の実際の視聴者数し、費用対効果を把握できるようになったことが、『OOH Analytics』の導入の大きな効果となっています。

(解析データ例)
放映期間:2023年12月4日(月)~12月10日(日)
放映日数:7日間
広告秒数:15秒
放映回数:1時間あたり4回放映(1日:72回、期中:504回)
放映タイミング:(毎時)00分00秒~、15分00秒~、30分00秒~、45分00秒~
インプレッション合計(VAC基準):185,092 imp
リーチ(UU)合計(VAC基準):134,377 人
1回放映あたり、平均 367 imp
1 impあたり、平均 4.3 円
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82647/16/82647-16-e794896f92f91646a2e5792020b3edbf-1921x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]リアルタイムな視聴者数と属性データを把握できる『OOH Analytics』
≪『OOH Analytics』により得たビッグデータの今後の活用≫
『クロス新宿ビジョン』の階下の『クロス新宿スペース(1~3F)』はイベントスペースとなっており、ビジョン放映に連動したイベントや壁面広告も実施可能です。『OOH Analytics』により提供されるビッグデータは、イベントや壁面広告のシミュレーションや効果検証にも用いることができます。
また現在、『OOH Analytics』にて蓄積したビッグデータをもとに、「プログラマティックDOOH広告枠」の販売システムを開発中です。
世界一の乗降客数を誇る新宿駅に“3D巨大猫”を登場させて世界を驚かせた『クロス新宿ビジョン』は、屋外広告業界のリアルタイムビッグデータ活用においても、世界をリードします。


■株式会社ユニカについて
『クロス新宿ビジョン』の運営を受託。総合不動産業、屋外広告メディア事業、広告代理店業、レジャー・アミューズメント施設運営管理などを行い、地域の発展・活性化、文化の創造を多角的に行う企業です。

<会社概要>
会社名:株式会社ユニカ
代表者:代表取締役社長 磯崎 元彦
所在地:東京都新宿区西早稲田2丁目7番1号
設立:1971年8月13日
資本金:9,900万円
事業内容:総合不動産業、屋外広告メディア事業、広告代理店業、レジャー・アミューズメント施設運営管理等
[URL]https://www.yunika.co.jp

お問い合わせ先: ※『クロス新宿ビジョン』の出稿等の質問はこちらへお願いします。
E-mail:info@yunikavision.jp
TEL: 03-5392-3637


■有限会社サーチについて 
Providing valuable moments to people and the city
「人に、街に、価値ある瞬間をとどける。」
OOH広告を主軸に、人 - 街 - 企業とのより親和性の高いコミュニケーションを創造することを目指し、社会にとって価値のある情報を届けていきます。

<会社概要>
会社名:有限会社サーチ
代表者:常田 修治
本社:東京都立川市錦町一丁目4-20 TSCビル2F
営業本部:東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス2F
設立:2004年3月17日
事業内容:メディア開発・運営事業、広告代理業、アドテクノロジー事業
[URL]https://searchnext.jp

お問い合わせ先: ※『OOH Analytics』の質問はこちらへお願いします。
E-mail:infomail@searchnext.jp
TEL:03-4510-3115


■株式会社クロススペースについて
株式会社クロススペースは、都内一等地にイベントスペースやビジョンを運営。新宿駅東口の『クロス新宿ビジョン』は、3D巨大猫の映像が世界的に拡散し、一躍新宿の新名所・ランドマークとなりました。

<会社概要>
会社名:株式会社クロススペース
代表者:森田 威
所在地:東京都新宿区四谷2-9-15東京ユナイテッド綜合事務所内
設立:2021年2月
資本金:1000万円
事業内容:イベントスペースやビジョンの開発・運営事業
[URL]https://xspace.tokyo
「新宿東口の猫」Xアカウント:https://twitter.com/cross_s_vision
「クロス新宿ビジョン」Xアカウント:https://twitter.com/xspace_tokyo
「クロス新宿ビジョン」YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/crossspacech


■プレスリリース内の各種用語について
※OOH Analyticsとは
WOOが提唱する世界標準の視聴者計測ガイドラインに準拠した屋外広告視聴者データをリアルタイムに計測・可視化するサービスです。
〈導入済み大型ビジョン〉
(新規)クロス新宿ビジョン・原宿表参道ビジョン・新橋SLビジョン・新橋龍角散ビジョン
※その他、順次導入準備中

※OOHとは
Out Of Homeの略。街頭や公共交通機関などへ設置する広告媒体の総称

※Digital OOH(DOOH)とは
デジタル・アウト・オブ・ホームの略。街頭や公共交通機関などへ設置する広告媒体のうち、デジタルサイネージを活用したメディア全般の総称

※プログラマティックDOOH広告とは
デジタルサイネージをネットワークで接続し、アドテクノロジーを活用したプラットフォームで広告が取引できる運用型広告枠

※世界標準の視聴者計測ガイドライン
グローバルOOH業界団体The World Out of Home Organization(WOO)が提唱している「GLOBAL OOH AUDIENCE MEASUREMENT GUIDELINES」

(英語)The World Out of Home Organization(WOO)
https://www.worldooh.org/pdf/Global-guidelines-e-book_V.8.pdf

(日本語)一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)
https://digital-signage.jp/wp-content/uploads/pdf/20221002_WOO-Global-OOH-Audience-Guidlines-Japanese_FINAL_Clean.pdf

※The World Out of Home Organization(WOO)とは
OOHに関連する世界各国の媒体社、広告会社、業界団体、およびサプライヤーを網羅する国際団体。100ヵ国以上の国々から企業・団体が加盟。世界中のOOHに関するノウハウ、ケーススタディ、市場予測の共有、クリエイティブ・アワードや業界における革新的な取り組みの表彰などを行っている。さらに、行政、国際団体、政治団体、マスコミへのロビー活動を通じて、OOH業界の健全な成長と地位の向上にも力を入れている。

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記事提供元:タビリス