学費負担の大きさに悩みながらも四年制大学へのチャレンジを希望する家庭への、新たな経済支援策 名称新たに「カエツの女チャレ」(通称)「カエツのふたりめ割」(通称)としてスタート

PR TIMES

嘉悦大学(学長:森本 孝)では、このたびご家庭の学費負担に配慮した新支援策「カエツの女チャレ」(通称)と「カエツのふたりめ割」 (通称)をスタートいたします。
学園創立120周年という節目に、この「社会に貢献する女性を育成したい」という建学の志を今に実現するべく、経営経済学部への入学を希望する女子の中で将来、社会に貢献する意欲の高い女子を特待生として迎え、最大で入学金と初年度授業料を合わせて90万円までを免除する「総合型選抜(女子特待生チャレンジ入試) 」 を用意いたしました。また、これに合わせて本学在学生または卒業生のきょうだいの入学金を免除する「嘉悦大学同窓生子女入学金免除制度」(通称「ふたりめ割」)を整備いたしましたのでお知らせいたします。

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背景


嘉悦大学の歴史は1903年(明治36年)日本初の女子商業学校として設立された私立女子商業学校に遡ります。「社会に貢献する女性を育成したい」という建学の志のもと、120年前に女性の嘉悦孝が創設しました。 現在、本学は商業学校から女子短期大学を経て、共学の四年制大学となり、20年以上となりますが、120年間にわたり、その志のもと実学教育に取り組んできています。そんな中での今回の新支援策は、この節目の年に建学の志に立ち返り、今に実現する施策です。

既存の調査(*注)では、四年制大学進学率はすでに50%を超えていますが、男女別では男子57.4%、女子51.3% とまだ男女格差が存在しています。また嘉悦大学が今回行った独自調査では、高校生の子供を持つ保護者に、男児の四年制大学進学を女児より優先する意識に加えて、二人目以降の子供よりも長子の四年制大学進学を優先する意識も存在していることが分かりました(図表3参照)。この背景のひとつには経済的要因があると考えられます。多くの保護者(81.8%)が四年制大学進学を望むものの、学費の負担を感じている保護者が74.1%と非常に多いことが確認されました(図表1参照)。

*出所:寺町晋哉 (2022) 「大学進学における 『地方』 と 『性別』 の 『足枷』」,『学術の動向』 27(10), p.76-83.

一方で、子供(中高生)の方も56.7%が学費を負担に感じており、特に女子(61.8%)が、男子(40.0%)にくらべて、より学費の負担を気にしていることが分かりました(図表2参照) 。四年制大学進学についての不安・懸念点として保護者では「学費の負担」がトップ(34.9%)であり、子供(中高生)でも「学費の負担」は「学力の不安」に次いで3位(22.6%)に上がっています(図表4参照) 。
また、志望学部(系)については、男女ともに「経済・経営・商学」系がトップとなりました(男子20.5%、女子14.2%; 図表5参照)。ここから、近年の女性活躍社会に向けて、女子も実学志向を強めている傾向が確認されました。

嘉悦大学独自調査:調査方法
保護者調査: 子供のいる一都三県在住の39歳~59歳の男女8012名(有効回答)、うち高校生のいる1269名(有効回答)
子供調査:一都三県在住の中学・高校生・予備校生の男女171名(有効回答) インターネット調査(2023年8月2日実施)

図表1/四年制大学進学希望は8割を超えるが、学費に対して保護者の8割近くが負担に感じている
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図表2/学費に対して中高生自身も5割以上が負担に感じており、とくに女子においては6割を超える
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図表3/保護者が男子の進学を優先する意識も18%あり、第一子の進学を優先する意識も17.7%と高い数値
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図表4/四年制大学進学の不安・懸念点として保護者は学費負担がトップ
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図表5/中高生の志望学部(系)は、男女ともに「経済・経営・商学」系がトップ
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このような調査結果を踏まえ、2つの新支援策を用意しました。政府も異次元の少子化対策を検討していますが、本学の取り組みが少子化対策と女性活躍社会推進の一助になればと考えております。以下に施策の詳細を示します。

新たな経済支援策の詳細:「カエツの女チャレ」と「カエツのふたりめ割」


嘉悦大学では、経営経済学部への入学を希望する女子の中で将来、社会に貢献する意欲の高い女子を特待生として迎え、最大で入学金と初年度授業料を合わせて90万円までを免除する「総合型選抜(女子特待生チャレンジ入試)」 1)と本学在学生または卒業生のきょうだい 2)の入学金を免除する「嘉悦大学同窓生子女入学金免除制度」を整備しました。

1)学園の創立120周年を記念して昨年度導入した総合型選抜「創立120周年記念・女子」を改名したものです。
 昨年度は9名の女子学生がこの制度を利用して本学に入学しました。
2)きょうだい以外の二親等以内(孫や祖父母)も含まれます。3人目、4人目も支援の対象となります。


◆カエツの女チャレ 詳細
 正式名称:総合型選抜(女子特待生チャレンジ入試)

【インターネット出願期間】2023/9/1(金)~10/12(木) ※書類郵送必須。郵送は当日消印有効
【試験日】2023/10/22(日)
【合否発表日】2023/11/1(水)
【手続締切日】2023/11/11(土)
【選考方法】
 ・志望理由書(出願時に提出 800字) および面接
 ・プレゼンテーション(下記より1つを選択して、試験の前までに資料を作成し、試験当日に資料を用いて 
  プレゼンテーションを実施していただきます。)

[表: https://prtimes.jp/data/corp/53305/table/17_1_731d2ebb14a0c317d9e195ad60eb3bdb.jpg ]


合格すると特待生として最大で入学金および初年度の授業料が全額免除となります。また、年間の成績が上位10%以内で次年度も継続できます。


◆カエツのふたりめ割 詳細
正式名称:嘉悦大学同窓生子女入学金免除制度

二親等以内(祖父母、父母、兄弟姉妹、配偶者)の親族に嘉悦大学(大学院、短期大学を含む)またはかえつ有明中学高等学校 (嘉悦女子中学・嘉悦女子高等学校を含む)の卒業生・在学生がいる受験生は、入学手続きの際、入学金(20万円)が免除になります。希望する入学者選抜の出願時に申請が必要です。

【申請方法】
各入学者選抜の出願時に以下の2点を提出してください。
・同窓生子女入学金免除制度 申請書(本学ホームページよりダウンロード・印刷)
・同窓生の証明書(卒業生の場合は卒業証書の写しあるいは卒業証明書、在学生の場合は在学証明書)


嘉悦大学について


嘉悦大学の前身は、創立者である嘉悦孝により、1903年(明治36年)に日本初の女子を対象とした商業学校として設立された「私立女子商業学校」に遡ります。以来、120年の間に渡り嘉悦学園は、時代に先駆けた実学教育を展開。日本初の女性公認会計士をはじめとする有為の人材を多数輩出してきた歴史ある大学です。
[画像8: https://prtimes.jp/i/53305/17/resize/d53305-17-6043ab092e71a48bc015-2.jpg ]

嘉悦大学
住所/東京都小平市花小金井南町2-8-4
公式ウェブサイト/https://www.kaetsu.ac.jp

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記事提供元:タビリス