2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への協賛決定のお知らせ

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「風速・風向の観測・予測情報提供」の運営事業者として決定

メトロウェザー株式会社(代表取締役社長:古本淳一、本社:京都府宇治市、以下「メトロウェザー」)は、2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に賛同し、協賛することが決定しましたのでお知らせいたします。
 期間中は、当社の「ドップラー・ライダー」を設置し、大阪・関西万博の安心・安全な運営の一助を担うため、リアルタイムで風速・風向の観測情報・予測情報を提供し、運営事業者として貢献してまいります。

                         記

◼️大阪・関西万博への協賛背景
メトロウェザーは、「世界の風を制する」ことをミッションとして掲げ、迫り来るドローン前提のエアモビリティー社会へ向けて、風況に左右される空のインフラの安全に寄与すべく、「ドップラー・ライダー」の研究開発を行い、2021年よりNASAの研究開発プロジェクトに参画するなど、国内外にある複数の企業や研究機関との共同研究や実証を行なっております。
「ドップラー・ライダー」のネットワークを世界に先駆けて、大阪ベイエリアおよび都市部で進めており、2023年4月には、大阪府のエネルギー産業創出促進事業補助金(技術革新に関連する先端技術等の実証実験)事業の活用と、大阪市・公益財団法人大阪産業局ソフト産業プラザTEQSのご協力のもと、第1号機をアジア太平洋トレードセンター(ATC)ビル屋上に設置し、実証実験を実施しております。さらに、第2号機を2024年1月に阪急阪神不動産株式会社のご協力のもと、大阪梅田ツインタワーズ・サウス屋上に設置し、第1号機とのデータフュージョンによって、より正確な風速観測を行っております。今後もより精密なデータの獲得と活用を目指し、観測ポイントを増設予定です。
この度、大阪・関西万博において、リアルタイムで風速・風向の観測情報・予測情報提供を行う運営事業者として決定されました。安心・安全な会場運営への一助を担い、すべてのご来場者の皆様が快適に過ごせる会場づくりに寄与してまいります。さらに、関西・大阪が世界に先駆けて、ドローンや空飛ぶクルマの先進都市となるために、当社は風を制し、空の安全を守る風況計測より貢献いたします。

[画像: https://prtimes.jp/i/59540/28/resize/d59540-28-ce23ddb4f24d7ac0ed4f-1.png ]


◼️当社独自研究開発「ドップラー・ライダー」
ドップラー・ライダーとは、LiDAR(Light Detection and Ranging、レーザー画像検出と測距)の一種であり、ドップラー・ライダーは、空気中に浮遊する微細なチリに、人体に無害な赤外線レーザーを照射し、その反射波を受信する事で、周囲半径15km 圏内の風向き・風速を三次元での測定が可能です。
独自の研究開発で生み出したこの「ドップラー・ライダー」は、これまでの常識を超えて、世界最高レベルのサイズ・機能・価格を実現しました。半径5~7kmという計測エリアを約2倍となる半径12~13kmとし、他社の10分の1まで小型・軽量化とともに圧倒的な低コスト化を実現し、使用可能範囲が大幅に広がりました。さらに、「ドップラー・ライダー」で得られる刻々と変化する空の風況を立体的に把握し、独自のセンシング技術により、広域かつ高微細な風況予測をリアルタイムに可視化し、より広いフィールドでの安全で快適なインフラ環境構築を支えます。

                                                 以上

メトロウェザー株式会社 
Web: https//www.metroweather.jp/

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記事提供元:タビリス