日本財団・環境省主催、全国一斉清掃キャンペーン「春の海ごみゼロウィーク2023」開始!キックオフイベント「コスプレde海ごみゼロ大作戦!!2023 at大阪なんば」を開催

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日時:2023年5月27日(土) 場所:なんばスカイオコンベンションホール、道頓堀周辺

一般社団法人世界コスプレ文化普及協会(委員長:天野 知寿子)は、日本財団(会長:笹川 陽平)と環境省が主催する海洋ごみ対策を目的とした全国一斉清掃キャンペーン「春の海ごみゼロウィーク2023」のキックオフイベントとして、「コスプレde海ごみゼロ大作戦!!2023 at大阪なんば」を2023年5月27日(土)に大阪市にて実施しました。イベント当日は、様々なコスプレファンが集い、ごみ拾いとコスプレ撮影を楽しんでいる様子が見られました。なお、ごみ拾いに参加した人数は総勢約200名にのぼり、回収したごみの量は90Lのごみ袋25袋分におよびました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催しました。

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全国・世界から盛り上げる海ごみゼロウィーク!


開会式ではイベント協力として参加された海上保安庁・日本マクドナルド株式会社と、コスプレイヤーの3チームが「UMIGOMI-ZERO宣言(海ごみゼロ宣言)」と称して海ごみを減らす意気込みを表明。また、同時刻に「海ごみゼロウィーク」をキックオフする全国8会場(北海道、岩手、富山、愛知、島根、岡山、長崎、沖縄)とも中継を繋げて海ごみゼロウィークに懸ける想いを発表してもらい、全国一丸となって「春の海ごみゼロウィーク2023」の開始を盛り上げました。
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主催・後援からの挨拶


「海ごみゼロウィーク」主催者として日本財団常務理事 海野光行氏、環境省環境大臣政務官 柳本顕氏、後援として、大阪市副市長 朝川晋氏、大阪府環境農林水産部環境政策監 土屋俊平氏が登壇して、海洋ごみを減らすために、まずは陸地のごみを清掃しないといけないという重要性を会場に集まった参加者に呼びかけました。また、日本財団常務理事 海野光行氏はジョジョの奇妙な冒険の空条承太郎のコスプレをし、ステージ登壇者とともにジョジョ立ちを披露し、「ごみを拾って、海を守ろう!」の掛け声で清掃活動がスタートしました。

日本財団:海野光行 常務理事
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実際に海に行ってごみ拾いをしてみると私たちが日常で使っている物ばかりが捨てられていることがよくわかります。このポイ捨てごみの発生源は街ではなく私たち自身で、私たちの心の中からごみが出てきているのではないかと感じています。でも、人は一度ごみ拾いをすると意識が変わり、ポイ捨てができなくなると思います。「海ごみゼロウィーク」を通して、海なしでは生きられない私たち人類が海と向き合う機会を作っていきたいです。そして、将来「ごみ拾い」という行為自体がなくなるような世界が来るように願っています。

環境省:柳本顕 環境大臣政務官
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今年4月に札幌市で「G7 気候・エネルギー・環境大臣会合」が開かれ、もともと目標としていた2050年から10年前倒しして、2040年にはプラスチックごみの新たな海洋汚染をゼロにするという野心的な目標が立てられました。大きな地球の課題ではありますが、一人ひとりの活動によって次代に向けて豊かな海、豊かな地球が守れると思っています。スプーンやストローのプラスチック製品の受け取りの辞退など、皆さん一人ひとりに生活の中で様々な取り組みを進めてもらえるとありがたいです。

大阪市:朝川晋 副市長
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大阪は「水の都」と古くから言われていますが、水と共に発展してきた街です。そんな大阪で「海ごみゼロウィーク」のキックオフが開かれることを嬉しく思っています。2025年には万博が大阪で開催され、「海の豊かさを守ろう」という海の環境に関わるテーマを含むSDGsの目標達成に貢献することを目指していますが、その万博に先駆けて、本日のイベントを機に自然環境の保全や海ごみゼロの実現に向けた取り組みが大きく前進することを願っています。

大阪府:環境農林水産部 土屋俊平 環境政策監
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大阪府として海に船を出してごみ調査を行ったところ、人工ごみの9割がプラスチックだったことがわかり、ビニール袋、トレー、ペットボトルなど私たちの暮らしの中から出ている物が海のごみになっていることが明らかになりました。また、大阪府域から大阪湾にどれくらいごみが流出しているかをAIを使って調査したところ、小学校のプールに換算して3杯分のごみが毎年大阪湾に流れ出ていることもわかりました。大阪府としてもごみを減らすための一手段として「ごみ拾い」の取り組みを進めていきますが、本日のごみ拾いを機に全国にごみ拾いの輪が広がっていくことを期待しています。

大阪なんばの街中を約200名の企業やコスプレイヤーたちがごみ拾い


開会式終了後は、約200名の参加者がなんばの街中でごみ拾いを実施し、90Lのごみ袋25袋分のごみが集まりました。
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綺麗になったなんばの街中でコスプレを楽しむコスプレイヤー!


なんばの街中でごみ拾いを行ったコスプレイヤー達は、なんばリバーウォークを中心に撮影会を行ったり、「とんぼりリバークルーズ」に乗船したりして、なんばでの街歩きを満喫。また、今回のイベントに際し「コスプレde海ごみゼロまち歩き協力店舗」としてコスプレのまま入店・撮影の許可をくださったお店にて撮影会を楽しむ様子も見られました。
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/61165/table/32_1_994c6b509ea7a56d604c86928a8457f4.jpg ]

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Hq4RHG631nM ]


■海ごみゼロウィークについて
「海ごみゼロウィーク」とは、2019年から実施している海洋ごみ削減に向けた全国一斉清掃活動です。ごみ拾い活動を実施する団体にはオリジナルごみ袋を無料送付し、全国のごみ拾い活動を応援・促進しています。※1団体につき計30人以上の参加が必要です(清掃回数の延べ人数が30人以上でも可)。 
2023年度は、5月30日「ごみゼロの日」 、6月5日「環境の日」、6月8日「世界海洋デー」の3つの記念日を含む5月27日(土)~6月11日(日)の期間を『春の海ごみゼロウィーク』、9月16日(土)「World Cleanup Day」から 9月24日(日)の期間を 『秋の海ごみゼロウィーク』としています。
特設サイト:https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/ 

■コスプレイヤーとの取り組みについて
漫画やアニメ、ゲーム等に登場するキャラクターになりきるコスプレイヤーの中には、自身の撮影で使用するロケーションが汚れないよう、日頃から率先してごみ拾いを行っている方も多くいます。世界コスプレ文化普及協会では、環境意識とSNS発信力が高いコスプレイヤーとともに、海洋ごみ削減の活動を実施しています。
※補足:「コスプレ」と「仮装」について
ハロウィン等のイベント時にキャラクター衣装を身に付けたりメイクをして楽しむ行為は「仮装」と位置づけ、「コスプレ」とは区別しています。コスプレのイベントでは、(渋谷のハロウィン等で毎年話題になっているような)騒音や迷惑行為が発生したり、イベント終了後に大量のごみが散乱していたりすることはほとんどありません。

<団体概要>
一般社団法人 世界コスプレ文化普及協会
コスプレ文化が広がっていく中で、作品や作者への敬意・知的財産権に対する正しい理解を始めとする「コスプレに対する正しい付き合い方」を訴求する必要があると感じて設立。現在、世界規模でコスプレに関するイベント・商業施設と連携を図り活動しています。
https://umigomi-cosplay.com/

CHANGE FOR THE BLUE
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国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
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さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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記事提供元:タビリス