トピックコーナー「鳥居龍蔵の見た朝鮮半島の近代-運輸・生活・生業の視点から-」

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徳島県立鳥居龍蔵記念博物館の特設展示。11月13日(日)まで。

徳島県を代表する人類学者・考古学者である鳥居龍蔵(1870‐1953)がみた大正時代の朝鮮半島の人々のくらしの様子を、鳥居の妻きみ子に宛てた絵はがき7点から紹介します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/100825/37/resize/d100825-37-68df4cd061b74d311d43-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/100825/37/resize/d100825-37-d800b3a3410ce717cff7-1.jpg ]


 鳥居龍蔵は、1870(明治3)年に現在の徳島市東船場町で生まれた人類学・考古学の研究者です。20歳で上京し、東京帝国大学人類学教室の坪井正五郎に師事し、日本国内はもとより東アジア各地のさまざまな民族や遺跡の調査を行いました。
 1916(大正5)年9月~12月にかけて実施された第6回朝鮮半島調査の折に、鳥居龍蔵から妻・きみ子に宛てて出された37通の絵はがきが当館に保管されています。
表面の通信欄を中心に、調査の様子や自身の消息が記されていますが、裏面は、絵画を描いた一葉を除き、当時の朝鮮半島の様子をとらえた写真が添付されています。その多くは、先史時代、歴史時代の調査を行う鳥居らしく、その地の旧跡が写し込まれていますが、これらとは別に、近代の運輸や生活・生業をとらえた一群の写真があります。
 今回の展示ではこれらの写真に焦点を当て、鳥居が関心を示した朝鮮半島の近代社会の一断面を紹介したいと思います。


会場 徳島県立鳥居龍蔵記念博物館 2階常設展示室 第2展示室内
   〒770-8070 徳島県徳島市八万町向寺山

会期 令和4年7月12日(火)~11月13日(日)
※休館日 毎月曜日
     但し、7月18日(月)、8月15日(月)、9月19日(月)、10月10日(月)は開館。
        7月19日(火)、9月20日(火)、10月11日(水)は休館。

開館時間 9時30分~17時

観覧料 通常の常設展観覧料(一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円)
    ※祝日無料
    ※各種減免あり

お問い合わせ Tel 088-668-2544 Fax 088-668-7197

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記事提供元:タビリス