AI自動翻訳「Mirai Translator(R)」の利用により学生の自作英文への評価と、英語での情報発信に対する自信が向上

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立命館大学「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」との共同研究成果 第1弾

株式会社NTTドコモのグループ会社である株式会社みらい翻訳(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:鳥居 大祐)は、「学校法人立命館と株式会社 NTT ドコモとの連携協定(*1)」のもと、同社のAI自動翻訳サービス「Mirai Translator(R)(*2)」を、立命館大学「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)(*3)」の英語授業において、約5,000人の学部生・大学院生を対象に提供。AI自動翻訳ツールを大学の英語授業で利用することにより、学習成果や学生の心理面などにどのような変化が生じるかについて、立命館大学と共に検証しております。

このたび、2023年4月6日~5月26日における成果を分析し、
1.AI翻訳を使わない状態と比べ、AI翻訳を使っている場合では、自作の英文に対する評価が、100点満点中、30点ほど高まる
2.自分の作成した英文への(学生自身の)評価が高まると、その英文を使って自信を持って発表ができる傾向が高まる
というデータが得られ、「AI翻訳を使うことで自作の英文への評価が高まり、自信を持って発表することにつながる」ということが判明いたしましたので、お知らせいたします。また、AI翻訳の使用に関する懸念点として事前に挙げられていた「英語力の低下」についても調査を行ったところ、AI翻訳の利用による英語力の低下は見られませんでした。
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立命館大学とみらい翻訳とは、AI自動翻訳「Mirai Translator(R)」の活用により、英語スキル不足による学習への不安感を払しょくさせ、本来習得すべきプレゼンテーション能力の向上や、アウトプット精度の向上など、社会で使える英語スキルを、学生自身が能動的に体得することを目指しています。第1弾となる今回の研究成果を受け、両者による共同研究を今後も継続し、AI翻訳の利用により学生の英語力が向上するかなどについて明らかにしていく予定です。


(*1)「学校法人立命館と株式会社 NTT ドコモとの連携協定」に関する報道発表https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2020/08/25_00.html (ドコモグループの法人事業の統合により、現在は学校法人立命館・株式会社NTTドコモ・NTTコミュニケーションズ株式会社の3社間連携協定となります。)

(*2) Mirai Translator (R)の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の研究成果を利用し、株式会社みらい翻訳にて製品化したものです。

(*3)立命館大学「プロジェクト発信型英語プログラム(Project-based English Program: PEP)」
http://pep-rg.jp/
グローバルに展開される最先端の学問分野をリードできる人材を育成するため、立命館大学 生命科学部、薬学部、スポーツ健康科学部、総合心理学部において、各分野に欠かせない英語発信能力の強化を目指すプログラムです。カリキュラムは、研究成果を英語で発表する「Projects」と英語4技能の基礎力を高める「Skill Workshops」の二本柱で成り立っており、成果検証にはTOEFLテスト、TOEICテストなどを活用する他、独自評価モデルの策定を試みています。

<株式会社みらい翻訳について>
株式会社みらい翻訳は「言語の壁を取り除く」をビジョンに、異なる言語を話す人が、互いに自由にコミュニケーションができる世界を目指しています。自社プロダクトAI自動翻訳サービス「Mirai Translator(R)」を中心に、ランゲージサービスプラットフォーマーとして事業を展開しています。
■所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目22番3号 渋谷東口ビル 2F
■代表者:代表取締役社長 鳥居 大祐
https://miraitranslate.com/company/

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記事提供元:タビリス