チエルの無線通信可視化・安定化ソリューション『Tbridge(R)』の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を2024年夏リリース

PR TIMES

~デジタル教科書などのコンテンツ表示を高速化~

 学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)は2024年夏、無線通信可視化・安定化ソリューション『Tbridge(R)』(ティーブリッジ)の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」をリリースいたします。

 チエルが2014年から販売している『Tbridge(R)』は、無線LAN可視化・安定化ソリューションとして展開してまいりました。本筐体はご採用いただいた多くの自治体で学校ごとに設置されており、ネットワーク環境の可視化・安定化をサポートしております。

 今後本格化するGIGAスクール構想第2期の学校現場では、デジタル教科書がさまざまな教科で導入されるなどICT機器の利用・活用はますます増えていくと想定されます。そこでチエルは、学校内の通信負荷軽減を支援するキャッシュ機能を新たに搭載し、『Tbridge(R)』を、学校内ネットワークの可視化・安定化に加え、負荷軽減にも寄与するソリューションとしてアップデートいたします。


<ポイント>

▶ 「安定化機能」は、複数端末の同時使用による通信混雑トラブルの改善に寄与
 
▶ 新搭載の「エッジキャッシュ機能」で、デジタル教科書の通信負荷も軽減

▶ ネットワークの可視化・安定化・負荷軽減の3つの課題を一挙解決

▶ 『Tbridge(R) 500』または『Tbridge(R) 1000』を導入済みのお客様は、オプションライセンスの追加契約で「エッジキャッシュ機能」の搭載が可能


[画像1: https://prtimes.jp/i/67516/97/resize/d67516-97-0d66696a7f9055f482a6-0.png ]


<開発の背景>

 学校現場ではGIGAスクール構想に基づく1人1台端末の活用が進む中、複数のクラスで同時利用するとネットワークにつながらない、通信速度が遅いといった課題が多く寄せられています。国も、全国的にネットワーク診断(アセスメント)を推進し、必要な改善を早急に図ることが重要と、令和5年度補正予算で「ネットワークアセスメント実施促進事業」を盛り込み、23億円を計上しました。

 チエルが2014年から販売している『Tbridge(R)』は、PCやタブレットなど複数の端末からデジタルコンテンツに同時接続する際に発生しやすい「遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を可視化し、原因を制御することで遅延要因を解消するソリューションです。これまで累計出荷台数2,000台以上、国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2,000校)でご利用いただいております。

 配備された1人1台端末をより有効活用するGIGAスクール構想第2期の学校現場では、デジタル教科書がさまざまな教科で導入されるなどICT機器の利用・活用はますます増えていくと思われます。学校の授業では、児童生徒が同じタイミングで同じコンテンツを閲覧する機会が多く、同一のコンテンツに関する一時的な負荷が高まる傾向にあります。そこでチエルは、学校内の通信負荷軽減を支援するキャッシュ機能を搭載した「エッジキャッシュ機能搭載モデル」をリリースいたします。


<エッジキャッシュ機能搭載モデルの特徴>

 同モデルでは、アクセスしたWebサイトのデジタルデータを、学校内にある『Tbridge(R)』にキャッシュして一時的にデータを保存し、同じコンテンツにアクセスした場合、一時保存したデータより表示。インターネット(外回線)の通信負荷を軽減します。

 これにより『Tbridge(R)』の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」は、従来からの通信最適化機能と今回のエッジキャッシュ機能で、デジタル教科書やデジタル教材などのデジタルコンテンツの表示を高速化できるようになりました。

 また、今回の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」も、これまでの『Tbridge(R)』と同様、レポート機能を備えています。教育委員会や自治体などのネットワーク管理者様は、レポートをもとに適切なネットワークアセスメントやモニタリングを実施できます。

 「エッジキャッシュ機能搭載モデル」は、『Tbridge(R) 500』または『Tbridge(R) 1000』が対象です。こちらの製品をお持ちのお客様は、オプションライセンスの追加契約でエッジキャッシュ機能の搭載が可能です。既存設備を効果的にお使いいただくことで、より効率的なネットワーク環境改善が可能となります。


<2024年5月8日からの「EDIX東京2024」の当社ブースにおいて実機で披露>

『Tbridge(R)』の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」のリリースは2024年夏の予定ですが、5月8日(水)から開催の日本最大級の教育総合展「EDIX東京2024」の当社ブースでは、実機でその特長や利便性を体験いただけます。多くの皆様のご来訪をお待ちしております。

▶「EDIX東京2024」の概要と当社ブースの場所

会場:東京ビッグサイト
会期:2024年5月8日(水)~10日(金)10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
入場料:無料(事前登録が必要です)
当社ブース小間番号:13-70
公式サイト:https://www.edix-expo.jp/tokyo/ja-jp.html

■来場登録はこちら
https://www.edix-expo.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1002261886922866-J2K

教育ICT専業メーカーのチエルでは、これからも先生をはじめとした教育現場の皆様の課題解決に取り組んでまいります。どうぞご期待ください。


<ご参考情報:チエルの無線通信可視化・安定化ソリューション『Tbridge(R)』>


[画像2: https://prtimes.jp/i/67516/97/resize/d67516-97-14b3dc2b94bafb31e334-1.png ]


▶ 1人1台環境下で発生しやすいネットワークの「遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を可視化し、原因を制御することで、遅延要因を解消

→『Tbridge(R)』の「安定化機能」を活用し、特に混雑下環境における通信環境を改善。ユーザーの満足度向上に寄与します

▶ ネットワーク上にブリッジ接続するだけ

→通信が遅いネットワーク経路上に『Tbridge(R)』を設置・動作させることで、無線・TCP(Transmission Control Protocol)の悪影響を軽減・速度向上を実現します

▶ 学校のように電波遮断物がある環境での使用にも効果を発揮

→複数台の端末同時使用や電波遮断物がある環境での使用にも効果を発揮します


■製品情報
無線通信可視化・安定化ソリューション『Tbridge(R)』
https://www.chieru.co.jp/products/system/tbridge/

■活用事例 盛岡市教育委員会様
https://www.chieru.co.jp/ict-casestudies/jr-school/ict-casestudies-10865/

■製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/


チエル株式会社
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。

【会社概要】
会社名   :チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号:3933】
代表者   :代表取締役社長 粟田 輝
本社所在地 :東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
設立    :1997年10月1日
資本金   :3.36億円
従業員連結 :連結:210名、単体:62名(2023年3月末時点)
事業内容  :教育ICT事業
ホームページ:https://www.chieru.co.jp

取材に関するお問合せ先
チエル株式会社 広報PR部 E-mail:tm-pr@chieru.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
記事提供元:タビリス