「2023ユーロヴェロ&サイクリング・ツーリズム会議」トルコ初開催10月11日(水)~13日(金)イズミルにて

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「2023ユーロヴェロ&サイクリング・ツーリズム会議」が2023年10月11日(水)から13日(金)まで、トルコ文化観光省、トルコ観光広報・開発庁(TGA)、欧州サイクリスト連盟(ECF)の後援と、イズミル市と地元の関係者の協力のもと開催されました。イズミルはユーロヴェロ8号線(地中海ルート)に位置していることから、今回トルコ初の開催地に選ばれました。

サステナブルなサイクリング・ツーリズムの発展と未来に焦点を当てたこの会議には、サイクリング・ツーリズムの専門家、国際サイクリング協会の代表、サイクリング・ツアー・オペレーター、大学・学術機関代表、観光・公共機関、宿泊施設・公共交通機関など、サイクリング・ツーリズムに関わる全ての関係者が34カ国から約270名参加しました。参加者はイズミル内の「バイクフレンドリー」認証ホテルや地域と自転車にやさしいインフラ、プロジェクト、サービスを実際に体験しました。

メフメット・ヌリ・エルソイ文化観光大臣は、開会式の挨拶の中で次のように述べました。「トルコは、17の異なる長距離自転車ルートを組み合わせてヨーロッパ大陸全体をつなぐ欧州サイクリングルートネットワークのメンバーであり、エディルネ、クルクラレリ、イズミルの各都市をユーロヴェロ13号線とユーロヴェロ8号線のルートで結んでいます。2022年のデータによると、ユーロヴェロ8号線(地中海ルート)は、9万kmを超える欧州サイクリングルートネットワークの中で、最も重要なルートのひとつとして数えられ、2番目に多くの利用者を誇るルートです。今回の会議は、トルコ全土81州におけるサイクリング・ツーリズムの発展と普及、新しいルートプロジェクトの実施、そして世界的に急成長している観光商品のひとつであるサステナブルなサイクリング・ツーリズムのさらなる発展において、大きな飛躍をもたらすものと確信しています。」
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また、欧州サイクリスト連盟(ECF)のヘンク・スワルトゥウ会長は開会のスピーチで次のように述べました。
「アクティブな旅行やレジャーに対する観光客の要望は、近年非常に高まっています。彼らはサステナブルな休暇を過ごしたいと考えており、サイクリング・ツーリズムは、その全ての条件を満たしていると言えるでしょう。これはホスピタリティ、自然、文化、遺産など、すべてのものが揃うトルコにとって、大きなチャンスとなります。この機運は、地方、地域、全国的なサイクリング・ネットワークや、ユーロヴェロ8号線(地中海ルート)のさらなる発展、そして他のユーロヴェロ・ルートへの将来的な発展に繋がるはずです。だからこそ我々は、毎年恒例のユーロヴェロ&サイクリング・ツーリズム会議をトルコのイズミルで初開催することができ、非常に嬉しく思います。」

遺産と体験に焦点を当てたプログラム
今回の会議では、「サイクリング: 遺産への新たな視点」をテーマに、48名の講演者によるパネルやディスカッション、ワークショップ、交流イベント等を中心とした多くの魅力的なプログラムが開催されました。サイクリングロード・ネットワークやサイクリング・ツーリズムに関する見識を深め、サイクリング・ツーリズムのベストプラクティスを推進したり、文化遺産や自然遺産の形成におけるサイクリングの役割についても意見が交わされました。

全体会議「サイクリング・ツーリズムを政治的課題に」では、トルコ観光広報・開発庁(TGA)のエリフ・バルジュ・フィスンオール博士長官代理、欧州サイクリスト連盟(ECF)のジル・ウォーレン最高経営責任者、元欧州議会議員のマイケル・クレイマー氏が、サイクリング・ツーリズムが国内および国際レベルでいかに政治的課題に持ち込まれなければならないかについて、それぞれの見解を語りました。またこのパネルディスカッションでは、サイクリング・ツーリズムの発展と持続可能性に焦点を当てたサイクリング・ツーリズム政策についても議論されました。

同時セッションで経験を共有
今回の会議ではまた、一連の同時セッションも開催されました。
・「遺産をプロモーションするサイクリング商品:ヨーロッパ各地からの教訓」
自転車で文化的歴史を発見するヨーロッパの成功事例を紹介
・「サイクリングで自然の中へ: 自然利用と自然保護の間」
サイクリングのインフラ整備において、生物多様性や生態系に負担をかけることなく、自然地域へアクセスするにはどうすれば良いのか、各国の事例を交えてのディスカッション
・「新たな(そしてより多くの)サイクリストを惹きつけるマーケティング戦略」
マーケティングツールや活動によって、サイクリングを全ての人の生活の一部にすることをどのように促進できるかについてディスカッション
・「サイクリングと遺産の素晴らしさを伝えるツール」
ガイド、テレビ番組、ゲーム、アプリなど様々なメディアを活用することで、サイクリング経験と遺産のプロモーションをどのように結びつけ、ユーザーが自転車で目的地を探索するよう促すことができるのか、ヨーロッパの事例を交えてのディスカッション
・「サイクリングに適したサービス: 遺産へのアクセスを向上させるには?」
遺産とサイクリング・ツーリズムの完璧なマッチングを実現するためには、質の高いサービスがいかに重要であるかについて、さまざまな国や背景からの経験や見解を意見交換
・「サイクリング・ルート・ネットワーク: 地方と都市の遺産をつなぐもの」
目的地の主な見どころにアクセスする上で、成功したサイクリング・ルート・ネットワークが果たす役割と、サイクリング・ルート・ネットワークの計画方法についてディスカッション

トルコについて
地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2022年には全世界から約5,140万人の訪問者を迎え、世界第3位の観光市場となっています。2023年はトルコ共和国として建国100周年の年です。

トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。
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トルコ観光広報・開発庁(TGA)について
トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます。

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記事提供元:タビリス