パーソナルケア製品等の生産事業を担うベトナム工場取得のお知らせ

PR TIMES

 株式会社ファイントゥデイホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:小森哲郎、以下「FTHD」)は、2022年8月1日付プレスリリース*1のとおり、株式会社資生堂(以下「資生堂」)の完全子会社であり、ベトナム工場を運営するShiseido Vietnam Inc.(以下「SVI」)を2023年12月1日付で取得したことをお知らせします。
 *1 2022年8月1日付「資生堂のパーソナルケア製品等の生産事業取得に関するお知らせ」:https://www.finetoday.com/jp/news/newsrelease/20220801/

取得の背景


 当社は、資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ2021年7月にビジネスを開始し、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」というパーパス(存在意義)を経営の起点としています。そして創業以来、技術開発・生産・販売一体のビジネスシステムを構築し、自律したメーカーとして各地域の市場ニーズに合わせた多様な製品を機動的に提供することを目指してきました。
 上記の実現に向け、当社と資生堂は2022年8月1日付で、資生堂のパーソナルケア製品等の生産事業についての譲渡契約を締結しました*1。当該契約に基づき、2023年4月1日には資生堂が埼玉県の久喜工場において営んできたパーソナルケア製品等の生産事業を取得し、「株式会社ファイントゥデイインダストリーズ」(以下「FTI」)として営業を開始しました*2。
 そして今般のSVI取得により、ファイントゥデイグループが追求してきた技術開発・生産・販売の一貫体制構築が完遂することとなります。これによりパーパスのもと、生活者が毎日を美しく豊かに過ごせる日用美品を、アジアの生活者へより柔軟、迅速に提供することが可能となります。
 *2 2023年4月3日付「パーソナルケア製品等の生産事業を担う新会社営業開始のお知らせ」:https://www.finetoday.com/jp/news/newsrelease/20230403/

取得において目指すもの


 当社グループはアジアにおけるグローカル企業のロールモデルとなることを目指し、日本・中国・APAC(アジア太平洋地域)で事業展開しています。今後、当該事業エリアでのバランスの取れた成長を加速させていくうえで、SVI・FTIそれぞれの立地や強みを活かした2極生産体制を整備し、シナジーの発揮を目指します。そして、ファイントゥデイグループとしての技術開発・生産・販売の一貫体制のもと、統合的なサプライチェーンの最適化を通じ、サステナビリティにも配慮した事業成長を追求していきます。
 またSVIは「ハラル認証」を2012年に取得しており、同認証を受けた製品も製造しています。APAC各地域のニーズや風土等にきめ細かく対応し、ローカライズした製品の提供なども推進していきます。

SVIの概要


[表: https://prtimes.jp/data/corp/81704/table/100_1_6c060f748d0c9b2fa9c8d8082918109b.jpg ]


SVIのこれまでの歩み


 SVIは資生堂において、日本およびアジア市場に向けた生産拠点として2009年に稼働を開始しました。厳しい製造・品質管理を徹底し、主にSENKA(APAC地域専用品)、unoなどのパーソナルケア事業の製品を生産しています。
 環境に配慮した運営にも取り組んでおり、2011年にISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)認証を取得しています。

【参考:工場外観】
[画像: https://prtimes.jp/i/81704/100/resize/d81704-100-5db3bae74d0f1cab79d2-0.jpg ]

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記事提供元:タビリス