洋菓子メーカー「アンリ・シャルパンティエ」のパティシエが スケート世界大会で2個の銅メダル

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 洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」を展開する株式会社シュゼット・ホールディングス(本社:兵庫県西宮市)の20歳のパティシエ社員が、スピードスケート・ショートトラックのカナダでの世界大会で2個の銅メダルを獲得しました。ワールドカップ第1戦(10月20~22日、モントリオール)の男子5000mリレーと四大陸選手権(11月3~5日、ラヴァル)の男子1000mです。
 シーズンオフは工場でケーキづくりをしている松林佑倭で、全日本距離別選手権(10月7~8日、長野・野辺山)で好成績を収め、初の世界大会への派遣選手に選ばれました。初めての海外派遣でメダルに輝く快挙です。5000mリレーでは4人の日本チームのアンカーを務めました。1000mでは、カナダ、韓国、中国、アメリカなどの強豪選手に臆することなく力を発揮しました。
 シュゼットHDには創部6年目の氷上競技部があり、松林と女子社員の2人が所属しています。
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(写真)全日本距離別選手権(2023年10月)男子500mで銅メダルの松林


■なぜ西宮の洋菓子メーカーに氷上競技部が?

 はじまりはスケート体験スクールへの協賛です。西宮市にスケートリンクがあり、兵庫県スケート連盟の方から、スケート界で有望な選手が就職を機にスケートを諦め、地元から流出している現状を伺いました。
 世界を目指すパティシエを支援してきたシュゼットHDが、地域スポーツの活性化と地元就職の支援を実現しようとする県スケート連盟、西宮市の考えに共鳴し、2017年に氷上競技部を設立しました。
 これまで3選手を擁し、うち1人は現役引退し、社員コーチに。現在は島根くるみ、松林の2人で、競技と仕事を両立しています。島根も全日本の有望選手です。

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■シュゼットと松林の出会い

 松林は2年前、県スケート連盟の方から紹介を受け、アルバイトで入社。シーズンオフは工場でケーキの製造に携っています。はじめは製菓道具の握り方もわからなかった松林に、製造スタッフはひとつずつ仕事を教えました。鍋を焦がしてしまったりということもありました。おとなしい性格ですが、真面目な仕事ぶりに先輩からは「マツ」の愛称で親しまれ、今年4月、正社員になりました。彼の活躍は職場の誇りです。眼鏡をかけているスケートのトップ選手は珍しいですが、彼のトレードマークです。

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<ご参考> 株式会社シュゼット・ホールディングスについて
 1969年、兵庫県芦屋市で創業。百貨店をはじめ幅広い販売チャネルを持つ「アンリ・シャルパンティエ」(国内96店舗、海外6店舗)と、カジュアルなラインナップ で駅ナカ・駅チカをリードする「シーキューブ」(44店舗)、ミルクレープ生みの親が創る重ね菓子の「カサネオ」(1店舗)、クリームパンの「バックハウスイリエ」(4店舗)を展開。製造販売のほか、カフェ事業 など、さまざまな事業を進めています。洋菓子世界大会優勝を果たしたパティシエを有し、創業より生ケーキはすべて手作りにこだわるなど、“世界最高峰の技術でお菓子文化を生み出す会社”として、100年先を見据えたお菓子作りを通じ、さまざまなシーンに忘れられない感動をお届けしています。
 サッカーJリーグのヴィッセル神戸のオフィシャルトップスポンサーも務めています。
 公式HP:http://www.suzette.co.jp/

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記事提供元:タビリス