ヤングケアラーとはどんな子どもたちなのか実態を知り、的確なサポートをするための官民様々な取り組みを紹介! 『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』9月の新刊

PR TIMES

「本来大人が担うとされている家事や家族の世話などを日常的に行っているこども」を指しますが、幼いきょうだいの世話や家族と他人とのコミュニケーション補助も含まれるヤングケアラーの実像がわかります。

株式会社秀和システム(東京都・代表取締役会長兼社長 上田智一)は、2023年9月29日、新刊『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』を発刊します。
「ヤングケアラー」はこども家庭庁によると「本来大人が担うとされている家事や家族の世話などを日常的に行っているこども」を指します。
実はヤングケアラーはそれだけではなく、幼いきょうだいの世話や、家族と他人とのコミュニケーション補助も含まれます。特に感情面のケアの側面が大きいですが、一方で学習や遊び、やりたいことへの時間が取れないという問題があります。
本書はヤングケアラーの子どもたちを何とかサポートできないかという人たちに実態をわかりやすく説明した上で、書籍や民間、国や自治体などの取り組みを紹介します。ヤングケアラーについて正確に知るためにお役に立てば幸いです。

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 「ヤングケアラー」という言葉は聞いたことがあるものの、言葉の中身まで詳しくは知らないという方に向けた入門解説書です。実態調査のデータの整理や、支援における課題感、実際の支援制度や国の支援の流れなど、データや根拠に基づいた説明を中心に行っています。
 「ヤングケアラー」という言葉の中には多様な子ども達が含まれているということでした。ケアの相手の状況によっても、子ども達が置かれている状況によってもケアのあり方は変わりますし、ケアの捉え方も子ども達それぞれによって様々です。「ヤングケアラー」についてすべてを理解することは、かなり困難です。そこで家族のケアを担う子どもたちのことを知る入り口になるように、大枠の説明が中心となっています。
 「ヤングケアラー」とは決して他人事の話ではありません。ざっくりですが、地域に20人子どもがいるとすれば、そこにヤングケアラーが1人いる可能性はあります。ですが、なかなか周囲の大人が子どもの相談相手になれたり、実際に具体的な対応ができたりする周囲の大人が少ない現状にあるのも事実です。支援においては国や自治体の取組も重要ですが、同時に地域の大人の役割も重要ですが、子ども達を気にかけたり、見守ったり、知識を付けたりと周囲の大人ができることは少なくありません。
 本書をきっかけに「ヤングケアラー」について知るきっかけとなり、自分達に何ができるのかを考えるきっかけになれば幸いです。
目次


CHAPTER1 「ヤングケアラー」とはどんな子どもたちのことか
CHAPTER2 「ヤングケアラー」支援の課題
CHAPTER3 国・自治体の「ヤングケアラー」への具体的な支援
CHAPTER4 「ヤングケアラー」支援のこれまで
CAHPTER5 読みあわった後にできる小さな行動と「ヤングケアラー」支援のこれから
著者略歴


飯島章太(イイジマショウタ)
1993年生まれ、千葉県柏市出身。中央大学法学部、同大学大学院社会学専攻博士前期課程修了後、千葉県庁に就職し児童相談所の一時保護所に勤める。2021年11月に退職し、現在はフリーライターをしながら、非営利活動として「支援者の支援」「ケアする人のケア」の活動を続けている。

書籍概要


書名 図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本
著者 飯島章太(イイジマショウタ)
定価 1100円(税込)
発売日 2023年9月29日
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4798070149
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17568100/

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記事提供元:タビリス