双日、ビナミルクグループとベトナムで同国最大級の牛の肥育農場・食肉加工工場の起工式を実施

PR TIMES

~日本の管理手法を導入して良質な冷蔵肉を提供~

 双日株式会社(以下「双日」)とベトナムの最大手乳業メーカーのVietnam Dairy Products JSC(ベトナム・デアリ・プロダクツ・ジョイント・ストック・カンパニー) (以下「ビナミルク」)のグループ会社であるVietnam Livestock Corporation JSC(ベトナム・ライブストック・コーポレーション・ジョイント・ストック・カンパニー) (以下「ビリコ」)が2021年9月に設立したJapan Vietnam Livestock (ジャパン・ベトナム・ライブストック)Co., Ltd.(以下「JVL」)は、本日、ベトナムのビンフック省で、同国最大級の牛の肥育農場・食肉加工工場の起工式を実施しました。工場の稼働は2024年6月を予定しています。

 ベトナムでは、現在、牛肉は常温で流通されるのが一般的ですが、流通・小売形態の多様化に伴い、冷蔵肉の需要が拡大しています(※1)。こうした状況の中で、安全安心で良質な牛肉の製造や品質管理が課題となっており、肉牛の肥育から製品の加工・販売まで一連の整備が求められています。
 この施設は、ビンフック省タムダオ地区の約75haの土地に、約1万頭の牛を肥育できる農場と年間約3万頭の処理能力を持つと畜場、年間約1万トンの牛肉を加工できる工場があり、肥育から出荷までの工程を一貫して行います。また、日本と同様の加工設備、衛生・品質管理手法を導入することで工場の生産性を高め、良質な冷蔵肉を安定供給する体制を構築します。
[画像: https://prtimes.jp/i/73843/171/resize/d73843-171-068ec5e4eddf73f1a2de-0.png ]

 本事業では、徹底した品質管理や消費者ニーズを踏まえた商品提案(※3)に注力し、ベトナム国産のブランド牛を創り上げ、さらには、牛肉だけでなく、豚肉や鶏肉の分野へと取り組みを拡大し、ベトナム最大の総合食肉事業へ展開することを目指します。

 双日は、食料分野を含めた多様な事業を通じて日本とベトナムの両国の人材交流を活発化させ、産業人材の開発・育成にも取り組み、ベトナムの持続的な発展に貢献します。

(※1)
ベトナムの年間の牛肉消費量は約50万トン(日本:約100万トン)ですが、今後、人口の増加(2022年時点のベトナム人口:約9,900万人強)や所得水準の向上により需要の増加が見込まれています。

(※2)
本日、「VINABEEF TAM DAO(ビナビーフタムダオ) 農場・牛肉加工工場」の建設予定地で行われた起工式には、ベトナム政府からTran Luu Quang(チャン・リュウ・クアン)副首相をはじめ、ベトナム中央政府とビンフック省政府関係者や日本政府関係者など、約350名が出席しました。

(※3)
冷蔵肉を提供することで、新しい購買形態や料理、調理方法などの牛肉に関する選択肢を増やし、ベトナムに新たな食のライフスタイルを提案することを目指しています。


(ご参考)
【関連ニュースリリース】
◆2021年3月9日
『双日、ベトナム乳業メーカー最大手ビナミルクグループと牛肉製品の販売会社を設立』
URL: https://www.sojitz.com/jp/news/2021/03/20210309-01.php

【ビナミルクの概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/171_1_3a0a1882440ec05bfa2cb09de2175ab7.jpg ]



【ビリコの概要】

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/171_2_ef0094880ea7143761517ef924873483.jpg ]



【JVLの概要】

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/171_3_d4642e2ca6985dc355cc1803179d8721.jpg ]



【 VINABEEF TAM DAO(ビナビーフタムダオ)農場・牛肉加工工場の概要】

[表4: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/171_4_9e6b50f937270c138dc81f32daeaf7db.jpg ]

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記事提供元:タビリス