戸田中央総合病院がワコムの液晶サインタブレット70台と液晶ペンタブレット8台を導入

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医療業務におけるペーパレス化、効率化を実現

株式会社ワコムの液晶サインタブレット「STU-540」70台と液晶ペンタブレット「DTK-2451」8台が医療法人社団東光会 戸田中央総合病院(所在地:埼玉県戸田市、理事長:中村 毅)に導入されました。

戸田中央総合病院は『愛し愛される病院』を理念とし、昭和37年8月埼玉県戸田市に設立され、2022年に60周年を迎えた現在、急性期充実体制加算の施設基準を持つ高度急性期病院として地域医療を支えています。院内では生理検査室でエコー画像などに所見や図を書き込む用途でワコムの液晶ペンタブレットを約10年に渡り活用しており、2023年5月からは新たに同意書の電子サイン取得のために液晶サインタブレットを導入し、医療業務におけるペーパレス化、効率化を実現しています。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-2a7bf1f469fda75a6417a146578b6b69-1200x840.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【各診療室に置かれる液晶サインタブレットSTU-540】[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-92c76aa156c0cdbf61616da10695188e-1200x840.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【生理検査室に置かれる液晶ペンタブレットDTK-2451】

同意書の電子化で液晶サインタブレットを導入

戸田中央総合病院では、ワコムの液晶サインタブレットを70台導入し、各課の診療室に設置しています。電子カルテ更新のタイミングに併せ、2023年5月から同意書の電子化運用も開始されました。医師、患者が同意書へサインをする際に液晶サインタブレットをご利用いただいています。院内における文書のほぼすべてが対象で、手術や造影剤の使用における同意など内容は多岐に渡ります。以前は複写式の専用紙を使用していたため1枚あたりのコストが高く、作成された同意書をスキャンして保存する作業や、委託先の保管業者へ書類を引き渡しするなど、紙の運用に時間を取られていました。

そこで新たに病院内の業務フローを構築し、医師が高精細モニター上で内容を患者に対して表示し、ひとつひとつ丁寧に説明を行い、その後に紙ではなく液晶サインタブレットを用いて同意サインを記入する流れにしました。今までの専用紙が不要になった分コストカットができ、保管費用がかからなくなったことは大きなメリットです。また、元になる同意書フォーマットが電子保管されていることから、時世に基づいた文面の変更、追記、画像を挿入することなどが簡単にでき、モニター表示の際に必要な箇所の拡大や縮小もできるため、柔軟性も各段に向上しています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-32b19e084ddaf4e5b977c8abd78273e4-2546x2291.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【モニター上で電子表示される同意書】[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-bdbf88210108ea2f0d5e050f88f8bf0e-1200x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

液晶サインタブレットを利用する患者も、問題なく、自然な流れで電子サインを書くことができているほか、書き味も滑らかで、機能がシンプルな点も医師や職員に高く評価されています。1日の件数は科や部門にもよりますが、1台の液晶サインタブレットで20件以上の同意書のサインに利用されることもあります。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-7f953f2a1ac3d18222b125b5617c6678-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【同意の説明を受け、電子サインを取得される様子】[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-a362019f8f7ee8e8fd8af878835febfd-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

エコー画像への書き込みに活用

ワコムの液晶ペンタブレットは、生理検査室の各ブースで8台設置されています。約10年前より腹部エコーや心エコーなどで取得された画像に対しての書き込みや、確認を円滑に行うために導入され、2023年には旧モデルの21.5インチの液晶ペンタブレットから、最新モデルの「DTK-2451」に更新しました。23.8インチの画面サイズはより見やすく、表示しやすいと好評で、動脈と静脈をつなぎ合わせて作ったシャントの血管や頸動脈のプラーク(動脈硬化の塊)の記入用途でご活用をいただいています。蛇行した血管を直感的に正確に記入できる電子ペンは扱いやすく、生理検査システムとの機能と連携して、綺麗な丸や網掛、色選択ができ、何度も書き直しもできる点が紙と異なり便利だということを評価いたき、ご採用いただきました。

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-dd8285f9ce6092a9e26a6f11a86d98fa-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【血管走行の記入】[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/211/16902-211-f5084105440f2f46135d52a9db8ddcab-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【プラークの記入】

ワコムは医療機関のニーズや課題に対して、病院職員や患者の利便性向上に向けた製品を提供し、社会貢献につながる活動を続けてまいります。

※本事例は以下でもご覧いただけます。
https://bit.ly/3S44Tbv

※ワコムの医療ソリューションについてはこちらをご覧ください。
https://bit.ly/3SapGKi


【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証プライム: 6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々なニーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。

※ワコム、Wacomは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
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※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。

<お客様からのお問い合わせ先>
B2Bエンタープライズ本部
お問い合わせフォーム: https://www.wacom.com/ja-jp/for-business/contact

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記事提供元:タビリス