【弓削商船高専】KDDI株式会社と災害時における船舶型基地局の運用等に関する連携協定を締結

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被災地の迅速な通信エリア復旧体制の構築を目指して

独立行政法人国立高等専門学校機構 弓削商船高等専門学校(愛媛県越智郡上島町 校長:石田 邦光 以下「弓削商船高専」)とKDDI株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:高橋 誠 以下「KDDI」)は、令和4年12月14日(水)に「災害時における船舶型基地局の運用等に関する連携協定」(以下「本協定」)を締結しました。

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概要


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 本協定は、災害発生時に練習船「弓削丸」(以下、「弓削丸」)を活用し、被災地へ物資輸送や通信エリアの復旧といった災害支援を目的としています。
 本協定で活用される弓削丸は、令和6年3月に就航を予定しており、海運業界の将来の担い手を育成するための役割だけではなく、災害支援も大きな役割と位置付けています。その支援の一端としてKDDIの協力の下、弓削丸へau基地局を設置し、災害発生時には船舶型基地局として運用することで、被災地の通信エリア回復を迅速に行います。



本協定の内容

1.災害発生時における「弓削丸」の有効活用(船舶型基地局の設置及び運用)
2.KDDIの災害用物資の搬送
(Wi-Fiスポット、充電スポット、水、非常食、可搬型基地局などの災害復旧に用いる機材など)
3.災害発生時における船舶型基地局活用についての定期的な訓練の実施


船舶型基地局とは



[画像3: https://prtimes.jp/i/75419/256/resize/d75419-256-c226b343185b708d26f8-1.jpg ]

 船舶型基地局は、船の上に設置されている基地局から、島や沿岸部に向かって電波を発射することで通信エリア復旧に努めるものです。そのため、大規模災害の影響で陸上の基地局が機能を失い、災害で発生した土砂崩れによる道路が寸断され、車載型基地局では応急復旧まで時間を要する場合でも、船舶型基地局により被災地でKDDIが提供する携帯電話サービスを利用することができます。



弓削商船高等専門学校について

 弓削商船高専は、商船学科及び工業系2学科の計3学科からなる本科と2専攻からなる専攻科を備えた商船高等専門学校で、尾道と今治を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」から近い弓削島という芸予諸島の中の上島諸島にあります。1901年に弓削海員学校として創設されて以来、日本の海運界や地域産業界への貢献、多様化する現代のものづくりに対応できる技術者を育成しています。


【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 弓削商船高等専門学校
所在地:愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1000番地
校長:石田 邦光
創立:1901年1月
URL:https://www.yuge.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人高等専門学校機構
弓削商船高等専門学校
企画広報室企画係
TEL:0897-77-4613
e-mail:kikaku@yuge.ac.jp
[画像4: https://prtimes.jp/i/75419/256/resize/d75419-256-6463f62d958531281adb-0.jpg ]

~2022年度 高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
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記事提供元:タビリス