京都芸術劇場 春秋座の2002年からつづく人気公開連続講座「日本芸能史」! 2024年度講座が4/15(月)スタート

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学校法人瓜生山学園 京都芸術大学舞台芸術研究センターは、2024年4月15日(月)~2025年1月27日(月)の期間、公開連続講座「日本芸能史」を京都芸術劇場 春秋座にて開催します。講座詳細:https://k-pac.org/events/11771/

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講座概要


本講座は2002年度より毎年度継続している人気講座で、2024年度は「大地母神信仰と芸能・芸道」をテーマに、第一線で活躍される講師の方々が登壇し、実演をまじえつつ講義をおこないます。一般の方も受講いただけます。
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企画・コーディネーターより 田口章子 (京都芸術大学教授)
日本は、女神信仰に起源を持つ女性の霊性が守ってきた国である。女神信仰は、大地や海に依存して生きてきた人類が普遍的に育ててきた信仰の表現であった。日本の芸能も芸道もこの女神の祭りから誕生した。芸能が神を迎えた巫の身体所作が人間のための娯楽化を強めていったものとすれば、芸道は神を迎えるための人工物の依代を作る技術が人間の生の充実に向けて洗練されていったものである。
神は、本来目には見えない万物の霊魂のなかで、人間に幸福をもたらす存在である。日本人の神の認識は、霊魂の認識より遡るが、霊魂の認識によって神も動くようになった。この段階で神を招くための祭りを催すシャーマンが誕生した。シャーマンの演じる神を可視化する所作から神の芸能が誕生し、神の止まる座(依代)から芸道が生まれた。
大地母神に代表される女神信仰が男神中心の新しい信仰にとって代わられる現象は世界的規模でみられる。しかし、日本人は地母への信仰をそのままに保存してきた稀有の民族である。この精神はグローバリズムが叫ばれる現代においてこそふりかえられなければならない。

「日本芸能史」講師(開催講義順)


諏訪春雄/淡路人形座/池坊専好/藤間勘十郎/金城真次/桂吉坊/壬生大念佛講/やなぎみわ/木ノ下裕一/中田節/天野文雄/ひびのこづえ/常磐津都喜蔵・常磐津都史/茂山忠三郎/悠玄亭玉八/山村友五郎/植田紳爾/千葉伸彦/榛名由梨・玉岡かおる/鶴澤津賀寿・竹本京之助/井上八千代/奥村旭翠/新内志賀/宝井琴桜

お申込み方法


■受講料 前期前半(全7回) 8000円/前期後半(全7回)8000円/後期(全14回)16000円
■受付期間
●前期前半(全7回)
・オンライン/郵便振替 2023年12月25日~2024年3月31日
・窓口受付 2023年12月25日~講座最終日まで
●前期後半(全7回)
・窓口受付 2024年4月15日~定員に達し次第終了 ※オンライン・郵便振替での受付はいたしません
●後半(全14回)
・オンライン/郵便振替 2024年5月27日~12月16日
・窓口受付 2024年5月27日~講座最終日まで

■受講資格 学習意欲のある方なら、どなたでも受講いただけます。
※都合により講師が変更になる場合があります。予めご了承下さい。
※この講座は、舞台芸術研究センターのコーディネートによって、本学の授業を一般公開するものです。

■申込方法 お申込み方法の詳細は京都芸術劇場ウェブサイトをご覧ください。https://k-pac.org/events/11771/

●郵便振替から
郵便局に備付の郵便振込用紙にて、下記振込先に受講料をお振込みください。(手数料は各自ご負担いただきます)
【口座番号】00970-7-176517
【加入者名】京都芸術劇場
【通信欄】
1. 講座名称「2024年度日本芸能史」
2. 開講期間(前期前半・前期後半・後期のいずれか)
3. お名前(フリガナ)
4. 案内不要(講座・公演の案内送付不要の場合のみ)
【ご依頼人様欄】ご住所・お名前・電話番号
を必ずご記入ください。

※インターネット・郵便振替ともに、ご入金確認後、受講証を郵送いたします。受講証はお申込み者様のお名前で作成いたします。お一人様一件ずつお申込みください。
※チケットセンター窓口(平日10:00~17:00)でも受付けますが、なるべくインターネットや郵便振替の事前支払いをご利用ください。

お問合せ 京都芸術劇場チケットセンター


TEL075-791-8240(電話・窓口/平日10~17時)
京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学内

京都芸術劇場(春秋座・studio21)について


2001年に京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。

劇場WEBサイト:https://k-pac.org/ 
Facebook:https://www.facebook.com/kyoto.art.theater 
X(旧Twitter):https://twitter.com/KyotoArtTheater 
Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_art_theater/

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記事提供元:タビリス