脱原発・脱炭素・再生可能エネルギー80%を求め 112,957筆の署名を経産省・環境省に提出

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院内集会に菅直人元首相ら国会議員と組合員約200人が参加

 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、会長 村上彰一、以下生活クラブ)は、2024年2月6日に衆議院第二議員会館にて院内集会を開催しました。2024年に予定されているエネルギー基本計画の改定に際し、サステイナブルな社会の実現のために組合員を中心に脱原発・脱炭素・再生可能エネルギー(以下、再エネ) 80%を求める署名を行ない、112,957筆を集めました。この署名を経済産業省、環境省に提出しました。集会には生活クラブの組合員、関連団体など約200人が参加。菅直人元首相ら国会議員10人の参加があり、「原発がなくても再エネですべての電力で供給可能と確信した」「みなさんとともに頑張っていきたい」と力強い言葉をいただきました。集会終了後は会場外にてスタンディングアクションを行ないました。

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【開催概要】
・日時:2024年2月6日(火)14:00-15:40
・会場:衆議院第二議員会館 地下1階 第一会議室
・主催:一般社団法人生活クラブエネルギー事業連合/生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
・参加人数:189人(会場参加108人(含:国会議員10人、議員秘書4人)、オンライン参加81人)
・プログラム
 1.開会挨拶:エネルギー政策提案運動 実行委員長 佐野めぐみ(生活クラブ神奈川 副理事長)
 2.ゲストによるスピーチ:
  ・世田谷区長 保坂展人様
  ・Climate Integrate 代表理事 平田仁子様
  ・Fridays For Future Tokyo 小原メリ様 竹迫莉様
 3.生活クラブ関連団体によるスピーチ :
  ・重茂漁業協同組合 後川良二様
  ・有限会社こだわり農場 鈴木 鈴木晋示様
  ・JA 庄内みどり 遊佐町共同開発米部会 池田恒紀様
 4.署名主文読み上げと提出
 5.閉会挨拶:エネルギー政策提案運動 副実行委員長 加瀬和美(生活クラブ東京 理事長)
 6.集会終了後に会場外にてスタンディングアクション

<登壇者の皆様からのメッセージ>
■世田谷区長 保坂展人様
小学校で気候変動の出前授業をしたり、「せたがや子ども気候会議」では大人の会議に子どもも参加しています。「世田谷区教育大綱」の中の「子どもは未熟な大人ではない」という文に子どもたちは特に反応し、議論が活発化しました。区では再エネの自治体間連携などもすすめていますが、再エネ化を阻害する誤った見解も多くあります。原発が地震大国である日本でいかに危険であり、持続可能ではないということをしっかりと議論してほしいです。
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■ Climate Integrate 代表理事 平田仁子様
2050年に温室効果ガスを0にする早急なシステムチェンジが必要です。インフラの転換、火力・車依存の社会、石炭・ガス・鉄鋼・セメントなど排出量の多いところを根幹から変えていかなければなりません。環境問題というより、システム・経済、まさに政治の問題です。私たちがシステムチェンジの担い手となり、声を大にして再エネを支持し、自分たちが暮らす地域でつながりをつくっていきましょう。実現に向けて明るく前を向いて取り組んでいきましょう。
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■Fridays For Future Tokyo 小原メリ様 竹迫莉様
できるだけプラスチックを出さない生活を心掛けていますが、自分だけが減らす努力をしていることに怒りを感じました。だからこそいっしょに声を上げる仲間がいるって素敵なことだと感じています。自分の大事な人たちが気候変動の被害を受けたとき、「あのとき声を上げていれば」と後悔したくないという思いで活動しています。政治でしかできないこともあるので脱原発・再エネ推進に向けてこの場に来た議員のみなさんに期待しています。
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■生活クラブ組合員
 エネルギー政策提案運動 実行委員長 佐野めぐみ(生活クラブ神奈川 副理事長) 
2023年は異常な暑さとなり年々深刻さを増す気候変動は看過できなくなりました。今こそ再エネへの転換加速化が求められるときです。能登半島地震で日本は地震の多い国だとういうことを改めて突き付けられました。これは「今度こそ本気で原発に向き合いなさい」という自然からの警告ではないかと考えます。私たち一人ひとりが自主的に動き、つながり、活動をすすめることが持続可能な社会の実現を現実のものとすると思います。
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院内集会終了後は、会場外にてスタンディングアクションを行ない、参加者有志40名が参加しました。
実行委員会で考えたオリジナルコール「変えよう変えようエネルギー 電気でミライを変えようよ 変わろう変わろう再エネで 変わって止めよう気候危機」を唱和し、それぞれの想いを述べました。
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■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
現在では、意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、
循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、
エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
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■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 「THE RIGHT LIVELIHOOD AWARD(ライト・ライブリフッド)名誉賞」受賞(※“もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる)
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」受賞

<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパンの「トゥルーフード特別賞」
2007年 Rびんの活動(びん再使用ネットワーク)が環境大臣賞
2009年 「Food Action Nippon アウォード2009」優秀賞受賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞(国産消費材の供給で145億キロカロリーの自給を高めたことによる)
2013年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰2018年 第6回環境省グッドライフアワード 優秀賞(NPO・任意団体部門)
2020年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2021年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿 1位
2022年 第10回環境省グッドライフアワード 「環境大臣賞 優秀賞」
2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2023年  第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023 受賞
2023年  「シンプルスタイル大賞2023」サービス・空間部門 特別賞

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記事提供元:タビリス