ブラザー、「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画

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ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、サーキュラーエコノミーの実現に向けた活動を推進するため、2023年9月に経済産業省が立ち上げた「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画した。

本パートナーシップは、2023年3月に経済産業省が策定した「成長志向型の資源自律経済戦略」を踏まえ、サーキュラーエコノミーに野心的・先進的に取り組む、国、自治体、大学、企業・業界団体等を構成員とする連携組織で、サーキュラーエコノミー実現に向けたビジョン・ロードマップの策定などに取り組んでいくもの。

ブラザーグループは、2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」の中で、「あり続けたい姿」として、「世界中の "あなた" の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」ことを掲げている。そして、「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の中で、2050年度には資源循環の最大化により資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷を最小化することを目指している。2030年度に向けた中期目標では、製品*¹に投入する新規資源率を65%以下*²とすることを掲げている。
ブラザーグループでは2004年から、レーザープリンター・複合機で使用されたトナーカートリッジを回収し、新製品と同一品質を持つトナーカートリッジへとリサイクルし、再びお客様にお届けする取り組みを行っている。加えて、サブスクリプション型の循環経済型ビジネスの拡大や、製品へのリサイクルプラスチック材の利用、リユース品の活用といった取り組みを推進している。

ブラザーは本パートナーシップに参画し、サーキュラーエコノミーに関する定量的の目標達成度を定期的に報告するとともに、得られた有益な情報を自社の活動に生かす。また、本パートナーシップで行われる調査や実証などに参加するなど、バリューチェーン全体のサーキュラーエコノミーの実現に貢献していくとしている。


*1: 包装材を含む
*2: 対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、パーソナル・アンド・ホーム事業、マシナリー事業

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記事提供元:タビリス