震災から12年。柚月裕子が地元・東北を舞台に書く“3.11クライムサスペンス”―― 『逃亡者は北へ向かう』が「週刊新潮」(本日8/31発売)にて衝撃の開幕!!

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ベストセラー作家・柚月裕子が地元東北を舞台にした最新作『逃亡者は北へ向かう』の連載が、「週刊新潮」8月31日(木)発売号より始まります。岩手出身で現在、山形在住の著者は2011年3月に東日本大震災を経験。あれから10年以上の時を経て、被災で失ったもの、のちに得られたものを胸に、強い決意でこの物語を紡ぎます。

連載第1回の冒頭は、雪がちらつく3月の東北。警視庁のSATに所属する特殊部隊が、ある指名手配犯をライフルで狙うシーンから始まり、緊迫感溢れる展開となっています。
柚月裕子は今作が「週刊新潮」初連載、挿絵は新鋭のイラストレーター、まつもとみなみが担当。

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■著者コメント
「連載する作品は、構想は十年以上前からあり、書きはじめていました。しかし、執筆をした日の夜に必ず辛い夢を見るのが苦しくて、なかなか書き進めることができませんでした。そして気がつくと随分時間が経っていました。
 今回、連載しようと思った理由は、辛さに耐えながら前に進もうとする方々に出逢ったからです。その方々を見ていて、私も前に足を踏み出さなければいけない、そう思いました。
 自分でもこれからはじめる作品がどのような道筋を辿るのか、明確にはわかりません。主人公は、自分の力ではどうしようもない出来事に巻き込まれながら、目的地を目指す青年です。その主人公と一緒に、私も作品のゴールにたどり着けるようがんばりますので、最後までお付き合いいただきたいと思います」


■著者紹介
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)
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1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年、『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。他に、『慈雨』『盤上の向日葵』『ミカエルの鼓動』『教誨』など著書多数。


■書籍データ
『逃亡者は北へ向かう』は「週刊新潮」2023年8月31日発売号より毎号連載開始。

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記事提供元:タビリス