キャラクター ・モチーフ・ ストーリーの3つの軸で“胸キュン“の構造を解説!『胸キュンの教科書』7/21発売

PR TIMES

“胸キュン”を名作から徹底解剖!

早稲田大学で学生が選ぶ“面白い授業No.1“になった、伝説的な講義で知られる柿谷浩一氏の初単著『胸キュンの教科書』を2023年7月21日(金)に発売します。
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 ラブストーリーが好きな人、ドラマを何度も観返してついつい深読みしてしまう「視聴者」、物語やキャラクターの「作り手」になりたい人……。“胸キュン“が気になるあなたに役立つ知識をぎゅっと詰め込みました。「ドラマ『5→9』の高嶺さんは、なぜあんなに魅力的なキャラなんだろう?」「『あすなろ抱き』が、伝説として今も語り継がれる訳はなんだろう?」「『壁ドン』をどんな描き方をすれば、より上質な刺激や感動が生まれるんだろう?」など、みんなの胸キュンに関する疑問にも、さまざまな答えを提案する一冊です。
 そもそも「『胸キュン』って何? 何にどうキュンとしてるの?」「『頭ポンポン』『バックハグ』など、定番アクションがもたらす効果とは?」「作中人物(と読み手)がキュンとするキャラクター性とは?」といったさまざまな胸キュン要素を「キャラクター」「モチーフ」「ストーリー」の3つの軸で、解説。名作と呼ばれる恋愛ドラマや映画をベースに、著者独自のポップな分析が光り、作品を知らない人でもわかるように、シーンの面白さも合わせて伝えます。



目次一部

第1章 キャラクター論
ドSキャラの「パワーワード」劇 ――『恋はつづくよどこまでも』
最強ヒロイン・紗絵子さんの“可愛さ”の根源(ルーツ) ――『失恋ショコラティエ』

第2章 モチーフ論
「頭ポンポン」の忘れもの、未然形と否定形のキュン ――『凪のお暇』『初めて恋をした日に読む話』
「不意打ちキス」は美しく…… ――『中学聖日記』

第3章 ストーリー論
“身体”のキュン劇、告白も振るのも〈全力〉で…… ――『ひるなかの流星』
弱き者のキュン、“あすなろ抱き”の秘儀 ――『あすなろ白書』
『ブザー・ビート ~崖っぷちのヒーロー~』『近キョリ恋愛』『消えた初恋』
『花束みたいな恋をした』『silent』などを題材に、胸キュンについて徹底解説しています。




 この一冊が、あなたの胸キュンを考える「きっかけ」や「たたき台」になればと願っている。そんなシンプルな想いがすべて。そこに、作品の視聴者はもちろん、胸キュンを考えてみたい方、シーンを深く観るのが愉しい方、あるいは作り手になろうという方も、広くふくまれたら素敵だ。
 本書のきっかけの一つは大学の講義。そのエッセンスも入れた〈講義の再現〉的なことも一部意識したが、原則オリジナルの書き下ろし。ではレッスンを始めますね。
(「はじめに」より)


著者:柿谷浩一(かきたに・こういち)
1979年、富山県生まれ。ポップカルチャー研究者。全集協力などの文学研究・書誌学のかたわら、ドラマ賞の審査員を歴任するなど、テレビドラマ考察も手がける。早稲田大学第二文学部卒業。同大学大学院文学研究科に進学後、同大学文化構想学部助手を経て、現在早稲田大学ほかで無期非常勤講師、早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員。
著者Twitter @prince9093



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『胸キュンの教科書』
https://tkj.jp/book/?cd=TD037381
著者:柿谷浩一/定価:1430円/発売日:2023年7月21日


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記事提供元:タビリス