前作は大重版!ポール・ギャリコの名作「ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く」(旧題:ハリスおばさんニューヨークへ行く)の新装版が本日発売

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アラカン(61歳)の家政婦さん。子どもを救うためにニューヨークへ……密航!?

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2023年4月24日(月)に、ポール・ギャリコの名作『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』(亀山龍樹=訳 角川文庫)の新装版を発売いたします。

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61歳になる家政婦さんが、お隣の少年が里親に殴られていると知り、彼を実の父がいる米国へつれて行ってやろうと、無謀にも密航させるお話です。

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翻訳は児童翻訳小説を多く訳してきた亀山龍樹。川端康成を師事した、昭和の名訳者です。

本作は1975年に刊行された、亀山龍樹訳の『ハリスおばさんニューヨークへ行く(旧題)』を、タイトルを新たにした新装版です。ポール・ギャリコファンの間でも名作と名高く、長きにわたって復刊を切望されていた作品です。

また、作家の矢崎存美氏による解説も掲載。著者のポール・ギャリコが本作にどんな思いをこめていたかを丁寧に読み解いています。

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何歳になっても夢をあきらめない奇跡と勇気の物語です。
しかも今回は恋の予感も!
読めば温かい感動があなたをつつむでしょう。


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あらすじ

61歳のハリスおばさんと親友バターフィルドおばさんは夫を亡くしロンドンで家政婦をしている。お隣のヘンリー少年が里親に殴られていると知り、彼を実の父がいる米国へつれて行きたいと願うが、貧しい2人には無理だった。ところが得意先の社長夫妻のニューヨーク転勤に同行することになりチャンス到来。無謀にも少年を密航させようとするが…。何歳(いくつ)になっても夢をあきらめない大人たちの物語、第2弾。今度は恋も? 解説・矢崎存美


『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』について

◆書誌情報
『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』(角川文庫)
著:ポール・ギャリコ
訳:亀山 龍樹
発売:2023年4月24日
定価: 1188円(本体1080円+税)
ISBN:9784041130797
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322206001077/

著者プロフィール
ポール・ギャリコ
1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。

亀山龍樹(かめやま・たつき)
1922年佐賀県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科卒業。戦後、英米児童文学の翻訳や創作を多数発表。訳書に、スターリング・ノース『はるかなるわがラスカル』、ポール・ギャリコ「ミセス・ハリス」シリーズ、R・スチーブンソン『宝島』他。著書に、『宇宙海ぞくパブ船長』『ぞうのなみだ』『インド・インカ古代史考』『古代文字のひみつ』『世界の文化遺産 1 インド編』他。80年没。

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記事提供元:タビリス