スマートデジタル産業博覧会により中国南西部の重慶両江新区が世界のスポットライトを浴びる

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AsiaNet 100307 (0871)

【重慶2023年9月6日新華社=共同通信JBN】Smart China Expo(スマート・チャイナ・エキスポ)が9月4日から6日まで、中国南西部重慶市の両江新区で開催されました。

重慶両江新区管理委員会(Chongqing Liangjiang New Area Administrative Committee)によると、同新区はこれまでに、重慶でトップとなる投資額が411億5000万元に上る15件のプロジェクトに調印しており、対象分野は自動車、人工知能、生命・衛生、生産的サービス、新エネルギー、新エネルギー貯蔵などに及んでいます。

この博覧会は2018年以来、毎年開催され、スマート技術の世界規模の交換とこの業界における国際協力推進のための主要なプラットフォームになりました。

中国で3番目、また中国内陸部では初めての国家級開発開放新区として、同新区は重慶およびその他の地域における重要な自動車生産拠点になっています。現在、ここにはChang'an Auto(長安汽車)やSERES Groupなどの自動車メーカー10社、それに自動車用中核部品を生産している200社以上が拠点を構えています。

同新区は現在、インテリジェントコネクテッド新エネルギー車(NEV)など3つの主要な産業クラスターの構築を目指しており、これまでに多くの画期的プロジェクトや主要プロジェクト、中核的な協力企業を取り込んできました。

2023年上半期の同新区でのNEV生産は前年同期比63%増の11万3000台に達し、重慶でのNEV生産台数の74.2%を占めました。同時にこの地域はあらゆる分野、あらゆる面にデジタルトランスフォーメーションを拡大し、デジタル経済と実体経済の統合深化を促進してきました。

スマートデジタル技術のおかげで、Chang'an Autoの新製品発表サイクルは30%短縮され、Sany Groupは大型掘削機1台を約17分で送り出すことが可能になっています。

重慶の経済情報委員会のデータによると、インテリジェントトランスフォーメーションを経て、企業の操業コストは平均15%以上削減され、生産効率は10%以上向上し、エネルギー利用率は8%以上上昇しています。

さらに、この地域は中国西部で最も複雑な産業インターネットインフラを構築し、デジタル経済分野で4つのハブ、1つのチャネル、2つのセンターを有しており、重慶がより競争力のあるデジタル産業クラスターを構築するのを手助けしています。

上半期に重慶のルートノードの資金拠出額は99.2%増加し、中国で首位になりました。

今後、重慶両江新区は、引き続き大型プロジェクトと戦略的新規プロジェクトの遂行を推し進め、この地域の質の高い経済発展への勢いを盛り上げていきます。

この地域は2027年までに強力な企業ハブと産業クラスターを構築し、重要な国家高度製造センターのための中核的支援地区となることを目指しています。

ソース:Chongqing Liangjiang New Area Administrative Committee

記事提供元:タビリス