きな臭い中東 リーマン前の原油急騰を思い出す 【藤和彦の眼】いまは「合理的バブル」なのか、崩壊の条件は?

藤 和彦 (経済産業研究所上席研究員)(News Socra)

 「足元で起きている資産価格と実体経済がかけ離れる『バブル』は、世界の中央銀行による金融緩和で生じているため、『合理的』だとして市場に妙な安心感が広がっている」 このように指摘するのは、中空麻奈BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長である(1月22日付日本経済新聞)。 合理的バブルとは「資産の価値がファンダメンタルな価値を超えているとわかっているが、『必ず誰か他の人に売り抜けて、自分は損を…