EU首脳、銀行同盟・救済基金優先方針を確認へ ユーロ圏統合で

(ロイター)

EU首脳、銀行同盟・救済基金優先方針を確認へ ユーロ圏統合での記事画像

欧州連合(EU)首脳はユーロ圏の統合について、銀行同盟の完成と救済基金の任務拡大を優先する方針を15日に確認する見通しだ。トゥスク大統領(写真)は、ESMを「欧州通貨基金(EMF)」に改組することも支持を得ていると指摘した。ダブリンで会見する同大統領。1日撮影(2017年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳はユーロ圏の統合について、銀行同盟の完成と救済基金の任務拡大を優先する方針を15日に確認する見通しだ。

離脱する英国を除いたEU加盟27カ国の首脳は15日の会議でユーロ圏の統合深化に向けた方策を協議し、各国の財務相による話し合いにつなげる考え。

首脳会議の議長であるトゥスクEU大統領は各首脳宛ての書簡の中で、「幅広く意見が一致している」3分野に焦点を当てることを提案。最初の2分野はユーロ圏の救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)を発展させ、緊急時にユーロ圏銀行破綻処理基金の補佐役とすることで、これは2013年から検討されていたアイデアだ。

トゥスク大統領は、ESMを「欧州通貨基金(EMF)」に改組することも支持を得ていると指摘した。新たな基金は将来的に欧州委員会と救済策を手掛ける見通し。

同大統領はまた、各首脳はユーロ圏が「欧州預金保険スキーム(EDIS)」の段階的な導入に向けた時期や条件を設定することにも総じて同意しているとした。

ただ、首脳会議での議論は、ユーロ圏共通の予算創設や財務相新設、EU予算ルールの簡素化といった、一段と困難な問題が中心となる。

フランスは数千億ユーロ規模のユーロ圏予算を望んでいるのに対し、ドイツは共通予算に反対している。

出発:

到着:

日付:

時間:

test