相次ぐ金利低下でおトク度がアップ!7月の金利ランキング

(SUUMOジャーナル)

SUUMOとオイコスは共同で、7月の住宅ローン金利ランキングを発表した。都市銀行や信託銀行、ネット銀行など主要11銀行の住宅ローンを対象に、独自に調査・分析したものだ(2012年7月10日現在)。

■フラット35の最低金利が史上初の1%台にダウン!

今月の話題はなんといってもフラット35の最低金利(返済期間21年以上35年以下)が2%を切り、1.94%にダウンしたことだ。2%割れは住宅金融公庫時代を通じて史上初。35年間ずっと1%台で借りられるなどということは、10年ぐらい前までは想像もできなかったに違いない。ただしりそな銀行と三井住友信託銀行が1.94%の金利をつけたが、ランキングではいずれも5位にとどまった。やはり団体信用生命保険料の負担が大きいためだ。

フラット35の金利低下は、長期金利の低下に伴うもの。円高や欧米景気の先行き不透明感などから、このところ長期金利は下落傾向にある。そのため10年固定も一部の銀行が金利を引き下げた。例えば三井住友信託銀行は前月より店頭金利を0.05%引き下げ、1位集団から抜け出して単独トップとなった。みずほ銀行も0.05%引き下げたが、順位は6位のままとなっている。引き下げ幅が同じ新生銀行は前月の9位から7位にランクアップだ。

■当初期間や期間後の金利引き下げ幅に注目

一方、変動金利は店頭金利、ランキングとも変動はなかった。変動金利は短期金利に連動するため、これ以上下がる余地がほとんどない。なお9位の新生銀行を除き、各行の引き下げ後金利は0.1%の差の中に収まっているが、引き下げ幅には最大で0.71%の開きがある。ちなみに引き下げ幅が最も大きいのは住信SBIネット銀行のマイナス1.91%、最小はソニー銀行の1.20%だ。どちらも全期間引き下げタイプなので、借りた後の金利の動き次第では適用金利に大きな差が出ることも考えられる。

また10年固定は当初期間引き下げタイプが多いので、期間後の引き下げ幅にも注目したい。引き下げ幅が最も大きな三井住友信託銀行・三菱東京UFJ銀行(マイナス1.40%)と、最も小さな住信SBIネット銀行(マイナス0.70%)とでは、2倍の開きがある。10年後の店頭金利が今よりアップしていた場合、金利引き下げ幅縮小のダブルパンチで適用金利が大幅に上がる可能性もあることを理解しておこう。

■詳しいランキングはSUUMO住宅ローンの比較・ランキングをチェック

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