日中首脳会談、憲法改正に向け習主席に釘【近藤大介の5分でわかる中国(110)】米朝の終戦協定進展は疑問

近藤 大介:5分でわかる今の中国 (ジャーナリスト)(News Socra)

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Reuters

 中国ウォッチャーの近藤大介さんにウラジオストックで展開された、日中ロの首脳外交の評価と成果を聞きました。10月23日を軸に北京訪問で安倍ー習会談を予定している日中首脳は対米外交で利害が一致することもあってかつてない蜜月関係になりつつあるといいます。この関係をてこに、来年の憲法改正に口を出さないでと中国側に密かに要請を続けているといいます。また、米朝関係は米中の敵対関係が深くなる中では、進展は難しいと見ているそうです。(聞き手はニュースソクラ編集長、土屋直也)
 

発言骨子
①安倍ー習会談は10月23日を軸に北京でも実施されるが、来年6月にはG20で大阪に来る際に、習主席をと東京に招き、新天皇との会談をセットするなど天皇即位後初の国賓として習氏をもてなす考えだ。安倍首相は憲法改正を目指しており、9条改正案に中国が反対しないよう根回しを続けているという。
②中ロ首脳会談は今回で27回目、安倍首相のプーチン大統領との会談の22回を上回る。対米で歩調を合わせたい両国の思惑もあり、関係は極めて良好だ。日ロは北方領土の経済共同事業にも日本企業が及び腰でなかなか実質的な進展がない。
③北朝鮮が建国記念日のパレードでミサイルを見せなかったことをトランプ大統領がツィッターで評価したが、これは4月の労働党会議で決まっていたこと。9月18日の南北首脳会談を受け文大統領が訪米して米国に朝鮮戦争の終結を求めるのだろうが、肝心の米中関係が悪化の一途をたどっており進展があるとは思えない。米朝首脳会談の実現するかどうかも疑問だ。

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