自分の子どもを、加害者にしないために
期間限定公開中
【いま大人が子供にできること(85)】LGBTについて知ろう

赤木 かん子:いま大人がこどもにできること (本の探偵)(News Socra)

【いま大人が子供にできること(85)】LGBTについて知ろうの記事画像

河崎芽衣「見えない子どもたち」

今週の本「見えない子どもたち」

 皆さんはもちろんLGBT(Qをつけることもある。その他……ですね)ということばはご存知でしょう。
 で、うーん、うちはたぶん関係ないな、じゃなくて、これはいま、 ちょっと意識しといたほうがいいテーマだと思うんだ。
 だって、文科省は13人に一人だといってるんだよね。
 ということは、40人のクラスに三人は最低いる勘定になるので、 自分の子どもはそうじゃなくても、 子どもの知り合いには必ずいる、ということになるでしょう?
 で、なんでこのことが大事かというと、 自分の子どもがそうだった場合は、もちろん、 知らないと余分に苦しめることになるし、 そうでなくても下手すると、自分の子どもが被害者ではなく、 加害者になる可能性が大!だからです。

 特に小学生くらいの年齢の場合、 それが相手の弱みになると思ったら、わけもわからずに、 自分がなにしてるのかも気がつかずに囃し立てたりいじめたりすることもあるので、これは大人が止めに入らないと止まらない……。
 あんたがしてることは悪いことなんだよ、 というと心底驚いてやめたりする……。

 3、4歳のときは相手が宇宙人でも驚かない、 なんでも受け入れるので、 その頃から人間にはいろんな人がいるんだ、という話をしとけば、 ふーん、そーなんだ~、で終わるんだよね。
 実際、そうなんだから。

 生まれつきそうであるものは、 自分の意思や努力では変えられない……。
 髪の色や肌の色や目の色や身長やなにかと同じに……。

 このマンガは、男の子なのに女の子のボディで生まれてきた永遠(とわ)君を主人公に、彼が苦しみ、カミングアウトし、 親が戸惑い、というのを、一人の養護の教諭が守り、 学校と教師と親までも変えていく物語です。
 具体的でクリアでわかりやすく、小学生でも読めるでしょう。

 もし自分の子どもがそうならなるべく早く見つけて受け入れたほうが子どもの傷は浅くてすみます。

 もし自分の子どもの知り合いがそうだったら、自分も子どもも、 加害者のほうにはまわりたくない、とも思うでしょう?

 そうするには知識が必要です。
 一度これを読んでみて、 できたらお子さんにも話してやってください。

 加害者にならないために……。

出発:

到着:

日付:

時間:

test