米国の対中投資制限 実現なら世界の金融市場揺るがす 【木内前日銀政策委員の経済コラム(52)】中国は強く反発、報復の恐れも

木内 登英 (前日銀政策委員、野村総研エグゼクティブ・エコノミスト)(News Socra)

NY市場=Reuters

 トランプ政権が米国から中国への投資を制限することを検討していることが、報道によって明らかにされた。複数の選択肢が議論の対象となっているという。またこの報道が、10月上旬に再開される予定の米中閣僚級協議の直前に出されたことが、金融市場では様々な憶測を呼んでいる。 この報道が正しいのであれば、トランプ政権による対中経済制限は、従来のモノやサービスから、資金の分野にも広がってきたことを意味し、米中の対…