アベノミクスの問題は個人消費の弱さ 【門間前日銀理事の経済診断(27)】でも生活への満足度は高く、消費の低さこそ常態かも

門間 一夫 (みずほ総合研究所 エグゼクティブエコノミスト)(News Socra)

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Reuters

 今回の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要は前回よりも小さく、したがってその反動も小さい、という評価が定着している。正しいかもしれないが、問題はそこではない。問題は、アベノミクスの7年間を通じた個人消費の弱さにある。 2012年第4四半期の谷から「アベノミクス景気」は始まった。現時点で確認できる2019年第3四半期まで、実質GDPは累積で9%増加した。しかしその中身を見ると、設備投資が23%増加したのに対して、…
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