中国南部、コロナ禍に洪水被害が追い討ち 【近藤大介の自著を語る】山峡ダム建設の人災なのに、首脳陣の被災地慰問もなし

近藤 大介 (ジャーナリスト)(News Socra)

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Reuters

 「子年多禍」(ネズミ年に災禍が多い)――中国の南部ではこう言われる。一回り前の2008年には、四川大地震が起こり、10万人近い人々が死亡した。前任の温家宝(Wen Jiabao)首相は、四川省に計10回も慰問のため足を運び、感謝に余る四川省の人々から、「もう来なくて結構ですから、国のために尽くして下さい」と言われた。 その前の1996年のネズミ年は、雲南省で麗江大地震が起こり、30万都市が一瞬にして廃墟…
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