プーチン氏、あえて改憲国民投票に挑み 求心力を確保  【ロシアと世界を見る目】支持率最低の60%を吹き飛ばす、実は支持基盤に亀裂あった?

小田 健 (ジャーナリスト、元日経新聞モスクワ支局長)(News Socra)

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電通本社=Johnson-Attribution

ロシア憲法改正に関する全国投票が終わった。結果は改正に賛成するが78%、反対が21%。投票率は68%だった。改憲を提起したウラジーミル・プーチン大統領には上出来の結果だろう。 ソ連崩壊後の1993年、新憲法制定について国民投票が実施された際は、賛成(承認)が58%、反対42%、投票率54%だった。これに比べると相当に大きな差だ。 プーチン大統領は法的には今回、投票を実施する必要はなかった。ロシアの憲法を改正する…
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