本気度欠く経産省の脱石炭火力路線 【緑の最前線(83)】実は温存のための目くらまし?

三橋 規宏 (経済・環境ジャーナリスト、千葉商科大学名誉教授)(News Socra)

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石炭火力発電所=Bill Alden-ShareAlike

 経済産業省は今月初め二酸化炭素(CO2)を多く排出する低効率石炭火力発電の9割を2030年までに休廃止する方針を打ち出した。 日本国内には約140基の石炭火力がある。このうち110基が非効率な旧式タイプ。CO2の排出量が多く、国内の石炭火力による発電量の約半分を占める。9割減だと計算上約100基を休廃止することになる。 これまで国際世論の動向を無視し、「石炭火力維持、増設」を推進してきた経産省もようやく「脱石炭火…
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