原油急落なら、アラブ諸国で民主化の嵐も 【藤和彦の眼】イランとリビア供給量拡大に、原油市場が動揺

藤 和彦 (経済産業研究所上席研究員)(News Socra)

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 米WTI原油先物市場ではこのところ頭打ち感が強まっている。 8月末に需給の引き締まりが意識されて1バレル=43ドルまで上昇したが、その後同40ドル前後で足踏みしている。 まず需要サイドの動向だが、欧米地域で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、原油の需要回復が遅れるとの観測が広がっている。原油の最大需要国である米国では、消費の軸がガソリンから暖房油に移りつつあるが、暖冬予想が出ており、盛り上がりに欠けてい…
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