G7、発案は佐藤首相? 【けいざい温故知新】オンラインG7開催、中国を仮想敵に再結束

土谷 英夫 (ジャーナリスト、元日経新聞論説副主幹)(News Socra)

 トランプ再選なら存続も危ぶまれたG7(主要7カ国)体制が、バイデン大統領で蘇生した観がある。19日のオンライン・サミットの首脳声明は「多国間主義(マルチラテラリズム)」を確認し、共同で対応する相手に「中国」を名指しした。 思えば、46年に及ぶG7の歴史は、共同の仮想敵と、米国の単独行動主義(ユニラテラリズム)への対応が交錯してきた。 日本の高度成長期に首相を務めた佐藤栄作は、こまめに日記を付けていた。19…