米中間での「いいとこどり」戦略がにじんだ日米首脳会談 【編集長コラム】「友達」演出より日本独自の経済戦略の構築を

土屋 直也 (ニュースソクラ編集長)(News Socra)

4月16日の日米首脳会談が表面的にはつつがなく終わった。同時に、米中のはざまで日本外交が本当に戦略性を求められる段階に入ったことを印象付けた。 会談前の日本側のアプローチは、ドナルド・シンゾー関係を踏襲する「ショー(見世物)」としての演出を求めるものだった。英国をはじめとする米国の主要同盟国がコロナ禍の下、オンライン会談をむしろ好むなか、ひたすら「対面」での会談、それも1番乗りとなることにこだわった…