ミュージカル界のプリンス井上芳雄、まさかの首切り王子役 【エンタメ前線(35)・ウィズコロナ】「首切り王子と愚かな女」「マタ・ハリ」「目頭を押さえた」「レ・ミゼラブル」

河野 孝:エンタメ前線 (文化ジャーナリスト・演劇評論家、元日経新聞編集委員)(News Socra)

■「首切り王子と愚かな女」(PARCO劇場、7月4日まで、☆☆☆☆★ 見応えあり) ミュージカル界のプリンス(王子)井上芳雄がストレートプレイ(セリフ劇)で首切りに血道をあげる馬鹿な王子を喜々として(!?)演じている。 作・演出は蓬莱竜太。井上とは2015年上演の「正しい教室」以来6年ぶりにタッグを組む。 時代も場所も架空の雪深く暗い王国ルーブ。物語は大人の寓話で、可笑しくも悲劇的なダークファンタジーが展開…